5.2 バッチサーバ環境の設定

Interstage Job Workload Server セットアップガイド

セットアップコマンドで作成したバッチサーバ環境に対して、事前に設計した情報をもとに環境設定を行います。
環境設定が可能な項目、および設計した箇所は以下のとおりです。

各環境設定情報は、セットアップコマンドにより初期値が設定されます。
セットアップコマンドが設定した初期値を変更したい場合だけ、環境設定を行います。
各環境設定情報の初期値は以下のとおりです。

環境設定物			環境設定情報	初期値 (セットアップコマンド)
バッチ実行基盤全体の設定	ibsbtgrpグループ		運用者の追加	未設定です。
ジョブの実行環境ごとの設定	バッチ受付サービス
		ジョブキュー	投入可能ジョブ数	ジョブキュー単位で投入可能ジョブ数の制限はしません。
			実行経過時間制限値	実行経過時間の監視はしません。
			デフォルトジョブキュー	デフォルトジョブキューは未設定です。
	バッチ実行サービス
		イニシエータ	イニシエータの開始方法	自動起動です。
	バッチワークユニット		プロセス縮退運用有無	プロセス縮退運用します。
	バッチワークユニット		カレントディレクトリの退避世代数	1世代です。

セットアップコマンドが正常に動作したあとの、バッチサーバ環境の設定手順は以下のとおりです。
本作業手順は、Interstage、およびJMXサービスが停止していることを前提に説明しています。
起動している場合には、“Interstageの停止”、“JMXサービスの停止”を行ってください。