Systemwalker OperationMGR 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 機能概要
上へ1.2 Systemwalker OperationMGRの運用形態

1.2.3 複数サーバを監視する運用

Systemwalker OperationMGRのジョブスケジューラの機能を利用して、Systemwalker OperationMGRクライアントの画面から、Systemwalker OperationMGRサーバのジョブスケジューラサービス/ジョブスケジューラデーモンが動作しているかどうかを監視できます。監視するにはシステム管理者の権限が必要です。

システム管理者は、複数サーバ配下の全利用者のジョブネットを監視することができます。WindowsサーバとUNIXサーバが混在する環境を監視することも可能です。

ジョブスケジューラ機能を利用して、複数サーバのジョブネットを監視する運用を“複数サーバ監”と呼びます。“複数システム監”と呼ぶ場合もあります。

複数サーバを監視する運用形態を以下に示します。

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上記の例は、クライアント画面では下図のように表示されます。

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監視できないサーバは、“状態”に“対象バージョンレベル・エディション外”を示す色が表示されます。監視サーバと、監視できる被監視サーバとの組合せについては、“複数サーバ監視の接続サポート範囲”を参照してください。

この運用形態は、Systemwalker OperationMGRのみを導入した小規模システムの場合に向いています。中規模〜大規模システムでジョブネットを監視する場合は、Systemwalker CentricMGRでの監視を推奨します。Systemwalker CentricMGRでジョブネットを監視する場合については、“Systemwalker CentricMGRと連携する場合”を参照してください。

[EE]

単一のサーバマシン上で、複数サブシステムを起動している場合は、システム番号が0のサブシステムのみ監視できます。

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被監視サーバが監視サーバより新しいバージョンの場合は、監視サーバに対応するクライアントは、監視サーバとの接続専用にする、またはクライアントのバージョンを被監視サーバの最新バージョンにしてください。

監視サーバに対応するクライアントが被監視サーバより古い場合、複数サーバ監視画面では“複数サーバ監視の接続サポート範囲”で示した対象サーバがすべて監視できますが、[サーバ選択]ウィンドウでクライアントより新しいバージョンの被監視サーバを選択した時に接続エラーが発生し、接続できません。


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