Systemwalker OperationMGR 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -

1.1.2 Systemwalker OperationMGRのサーバとクライアントでの役割

Systemwalker OperationMGRは、サーバ機能とクライアント機能で構成されます。サーバ機能は、日常のシステム運用・管理作業を行っているサーバ上にインストールします。クライアント機能は、ネットワーク上のPCにインストールします。

Systemwalker OperationMGRのサーバ機能およびクライアント機能の役割について、概要を以下に示します。

 

◆サーバ機能の役割

インストール先のサーバにおいて、以下の処理を行います。

• 電源投入/切断の自動制御
• サーバ起動時のサービス/アプリケーションの自動起動（注1）
• 定型バッチ業務の自動実行
• イベントの自動監視および自動対処【Windows】
• バックアップ作業の自動化【Windows】
• ジョブ実行環境の制御
• ジョブ実行時の負荷分散【Windows】
• ネットワーク接続サーバでのジョブ実行
• ジョブの出力ファイルの印刷制御【Windows】

  注1）サービスの自動起動は、Windows版の場合に利用できます。

   

◆クライアント機能の役割

接続先のSystemwalker OperationMGRサーバに対して、以下の処理を行います。クライアント機能は、登録/監視対象のサーバ機能にログオンし、表示されたGUI画面を使って操作します。

• サーバ機能に必要な各種情報の登録/変更
• ジョブやアクションの監視/操作（注1）

  注1）アクションの監視/操作は、接続先のサーバがWindows版の場合に利用できます。

   

Systemwalker OperationMGRでは、Systemwalker OperationMGRのサーバ機能が導入されるサーバをSystemwalker OperationMGRサーバと呼びます。