ジョブスケジューラサービス/デーモンの起動パラメタは、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウの7種類のシート(データベース/利用機能1/利用機能2/イベント出力/メール環境/出力ファイル/テストモード)を使って定義します。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウの表示手順については、“Systemwalker OperationMGR 導入手引書”の“起動パラメタの定義”を参照してください。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[データベース]シート
データベースに関する情報(データベースディレクトリの設定/ログファイルの設定)を変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[データベース]シート]

- [ディレクトリ]:
- 【Windows】
ジョブスケジューラサービスが使用するデータベースを格納するディレクトリを“ドライブ:ディレクトリ”の形式で指定します。
- 【UNIX】
指定できません。
- [変更オプション]:
- 【Windows】
ジョブスケジューラサービスが使用するデータベースの格納先ディレクトリを変更します。ジョブスケジューラサービスが動作している場合は指定できません。
- 指定先のデータベースを削除する
指定したディレクトリに、既にデータベースが存在している場合、そのデータベースを削除します。
- 現在のデータベースを指定先に複写する
現在のデータベースを指定したディレクトリに複写します。
- 現在のデータベースを削除する
現在のデータベースを削除します。
- 【UNIX】
指定できません。
- [ログファイルサイズ]:
- ジョブスケジューラのログファイルを切り換える時のファイルサイズを指定します。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シート
ジョブネット起動APIやメッセージ待ち合わせ、スケジュールオプション、ステータスオプションを変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シート]

- [ジョブネット起動API]:
- 【Windows】
ジョブネット起動APIを利用してジョブネットを起動する場合に指定します。
- 【UNIX】
[ジョブネット起動API]機能は使用できません。
- [メッセージ待ち合わせ]:
- 【Windows】
特定のメッセージ(イベント)がイベントログに出力された時にジョブネットを起動したい場合に指定します。
- 【UNIX】
[メッセージ待ち合わせ]機能は使用できません。
- [スケジュールオプション]:
- ジョブネットまたはグループが異常終了および強制終了した時に、確認操作を行うまで、次回の起動を抑止する場合に指定します。
- [ステータスオプション]:
- ジョブ、ジョブネットおよびグループの正常終了と疑似正常終了を区別して状態表示したい場合に指定します。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能2]シート
起動日再作成の抑止やジョブネット登録数による警告メッセージに関する情報を変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能2]シート]

- [起動日再作成の抑止]:
- 休日カレンダまたは起動日雛形を変更した時に、変更した休日カレンダまたは起動日雛形を使用しているジョブネットの起動日を再作成したくない場合に指定します。
- [ジョブネット登録数による警告]:
- 1プロジェクトに登録するジョブネットの数が、“警告する1プロジェクトあたりの登録数”で指定した値を超えた時に、警告メッセージを出力させたい場合に指定します。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[イベント出力]シート
イベント出力に関する情報(ジョブネット実行履歴の出力条件/Systemwalker CentricMGRとの連携/コンソールオプション/デザイアドステート管理)を変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[イベント出力]シート]

- [ジョブネットの状態]:
- ジョブネットの実行履歴をイベントログやSYSLOGに出力する場合に、その出力条件(ジョブネットの状態)を選択します。
- [Systemwalker CentricMGRとの連携]:
- Systemwalker CentricMGRと連携する場合に指定します。
- [コンソールオプション]:
- 【Windows】
[コンソールオプション]機能は使用できません。
- 【UNIX】
ログファイルに出力されるメッセージを、コンソールまたはSYSLOGにも出力する場合に指定します。
- [デザイアドステート管理]:
- ジョブネットの起動予定時刻/ジョブの実行予測時間/ジョブネットの終了予定時刻を監視する場合に指定します。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[メール環境]シート
メール待ち合わせ条件を変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[メール環境]シート]

- [ユーザ名]:
- メール待ち合わせ条件として、メールを受信するユーザ名を指定します。
- [パスワード]:
- [ユーザ名]に指定したユーザのパスワードを指定します。
- [メールサーバ名]:
- E-Mailを待ち合わせる場合に、メールを受信するメールサーバ(POP3)のホスト名を指定します。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[出力ファイル]シート
出力ファイルに関する情報(ジョブの出力ファイルの削除)を変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[出力ファイル]シート]

- [ジョブの出力ファイルの削除]:
- 【Windows】
ジョブを実行した時に作成されるジョブの出力ファイルを削除する場合に指定します。
- 【UNIX】
実行属性がジョブ実行制御のジョブネットに登録されているジョブを実行した時に作成される、ジョブの出力ファイルを削除する場合に、指定します。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[テストモード]シート
テストモード運用(仮想時間)に関する情報を変更します。
[図:[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[テストモード]シート]

- [テストモード]:
- 仮想時間が設定されている場合、システムの時間とのずれが表示されます。
- [仮想時間の変更]:
- 仮想時間の設定を変更します。
- [仮想時間の設定]:
- 仮想時間の設定をします。日付と時間を設定します。
- [仮想時間の解除]:
- 仮想時間の設定を解除します。