Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003-
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上へ第11章 サービス/アプリケーションをスケジュールする

11.2 標準スケジュールを登録する

基本的な運用パターンを標準スケジュールとして登録します。標準スケジュールとは、毎日または休日以外の日に省略値として自動的に設定されるサービス/アプリケーション(UNIX版の場合は、アプリケーションのみ)の運用スケジュール(起動順序)のことです。

サーバの電源が投入されると、設定された運用スケジュールに従って、サービスおよびアプリケーション(UNIX版の場合は、アプリケーションのみ)が起動されます。

以下に、サービスとアプリケーションの標準スケジュールを設定する手順を示します。

 

■操作手順

  1. [サービス・アプリケーション起動パターン]ダイアログボックスの表示
  2. [Systemwalker OperationMGR]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、[サービス・アプリケーション起動]を選択します。次に[オプション]メニューから[サービス・アプリ起動パターン]を選択します。

    [図:[サービス・アプリケーション起動パターン]ダイアログボックス]

    image

    [起動パターン]:
    現在選択されている起動パターンの名前([標準スケジュール]/[休日スケジュール]/ユーザ固有の定義パターン(7個まで))が表示されます。
    [パターンの設定]:
    [サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックスが表示されます。
    [別パターンで登録]:
    [サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックスが表示されます。
    [カレンダの引用]:
    カレンダの引用を行う場合にチェックします。
    [カレンダ一覧]:
    登録されているカレンダの一覧が表示されます。
    [アプリケーション起動時の扱い]:
    アプリケーションを起動する場合の表示方法(普通に表示/非表示/アイコン化)を指定します。UNIX版の場合は指定できません。
  3. [サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックスの表示
  4. [サービス・アプリケーション起動パターン]ダイアログボックスで[標準スケジュール]を選択します。次に[パターンの設定]ボタンをクリックします。

    [図:[サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックス−[起動パターン名]シート]

    image

  5. サービスの標準スケジュール情報の設定
  6. [サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックス−[サービス起動]シートまたは[アプリケーション起動]シートを使って、以下の項目を設定します。

    [サービス一覧]:
    電源投入を契機に起動されるサービスの種類や起動順序の一覧が表示されます。
    [追加]:
    サービスを追加定義します。ボタンをクリックすると、[サービス情報定義]ダイアログボックスが表示されます。
    [変更]:
    カーソルで選択した、サービス情報を変更します。ボタンをクリックすると、[サービス情報定義]ダイアログボックスが表示されます。

    下記の[サービス情報定義]ダイアログボックスの設定方法を参照し、変更内容を入力します。

    [削除]:
    カーソルで選択したサービスを削除します。

     

    [サービス情報定義]ダイアログボックスの設定

    [サービス起動]シートから[追加]ボタンまたは[変更]ボタンをクリックすることにより表示される[サービス情報定義]ダイアログボックスにて必要な設定をします。

    [図:[サービス情報定義]ダイアログボックス]

    image

    [サービス名]:
    [コントロールパネル]の[サービス]に登録されているサービス名を指定します。
    [先行サービス名]:
    [コントロールパネル]の[サービス]に登録されているサービス名を指定します。
    [パラメータ]:
    サービス起動時のパラメータを指定します。
    [先行サービス未起動時の動作]:
    先行サービスが指定された場合に、先行サービスの状態をチェックして、サービスの起動を決定します。

     

    [アプリケーション一覧]:
    電源投入を契機に起動されるアプリケーションの種類や起動順序の一覧が表示されます。
    [追加]:
    アプリケーションを追加定義します。ボタンをクリックすると、[アプリケーション情報定義]ダイアログボックスが表示されます。
    [変更]:
    カーソルで選択した、アプリケーション情報を変更します。ボタンをクリックすると、[アプリケーション情報定義]ダイアログボックスが表示されます。下記の[アプリケーション情報定義]ダイアログボックスの設定方法を参照し、変更内容を入力します。
    [削除]:
    カーソルで選択したアプリケーションを削除します。

     

    [アプリケーション情報定義]ダイアログボックスの設定

    [アプリケーション起動]シートから[追加]ボタンまたは[変更]ボタンをクリックすることにより表示される[アプリケーション情報定義]ダイアログボックスにて必要な設定をします。

    [図:[アプリケーション情報定義]ダイアログボックス]

    image

    [起動ファイル名]:
    アプリケーションの実行ファイルを指定します。
    [パラメータ]:
    起動ファイルに渡すパラメータを記述します。
    [実行時のディレクトリ]:
    アプリケーションが動作するディレクトリを指定します。

     

  7. [サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックスの完了
  8. [サービス・アプリケーション起動パターン定義]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。

  9. カレンダの適用
  10. 以下のいずれかを選択し、引用するカレンダを選択します。

  11. 標準スケジュールの保存
  12. [サービス・アプリケーション起動パターン]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックして、標準スケジュールを保存します。

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カレンダの引用について

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適用したスケジュールを一時的に無効にすることができます。サービス・アプリケーション起動日を選択した後に、右クリックによるポップアップメニューから[スケジュール無効]を選択します。これにより、選択中のすべての日付のスケジュールが無効になり、サービス、アプリケーションは起動されません。

 


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