Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003- |
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先行ジョブが正常終了または疑似正常で終了した場合、先行ジョブの終了コードの値によって、後続ジョブをどのように起動させるか切り分けることができます。ジョブの起動の切分けは起動条件となる終了コードの範囲を、後続ジョブ側で指定します。
1つの先行ジョブに対し、複数の後続ジョブを指定することはできますが、後続ジョブ側からみた先行ジョブは1つだけに限ります。1つの先行ジョブに対し、複数の後続ジョブを指定した場合、先行ジョブが正常または疑似正常終了すると、先行ジョブの終了コードにより、条件に当てはまるすべての後続ジョブが起動されます。また、該当するジョブがない場合は、いずれも起動されません。
[ジョブネットの新規作成/変更/監視]ウィンドウでは、終了コードによるジョブの切分けを行った後続ジョブは、先行ジョブと青色の接続線(矢印)で接続されて表示されます。実際に起動されたジョブの経路は実線で表示されますが、起動されなかったジョブの経路は破線で表示されます。また、起動されなかったジョブのアイコンはグレー表示に変わり、枠は破線表示に変わります。このように、条件に該当しないために、起動されなかったジョブの状態をパス状態と呼びます。パス状態のジョブが実行されないまま残っていても、パス状態以外のジョブが正常終了した場合、ジョブネットは正常終了となります。
以下のような構成のジョブネット(イメージ図)を例に、先行ジョブの終了コードによって、後続ジョブを切り分けた場合のジョブの動きについて説明します。
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