Systemwalker Centric Manager Interstage, Symfoware, ObjectDirectorとの共存ガイド - UNIX共通 -
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上へ第2章 Systemwalker Centric Managerインストール時の注意

2.1 InterstageまたはObjectDirectorがインストールされている場合

Systemwalker Centric Managerをインストールするマシンに、InterstageまたはObjectDirectorがインストールされている場合は、製品のバージョン・レベルを確認し、“表:InterstageまたはObjectDirectorがインストールされている場合”に示す作業を行ってください。

なお、表の"実施する作業"は、Systemwalker Centric Managerをインストールする前に実施してください。

[表:InterstageまたはObjectDirectorがインストールされている場合]

[Solaris OEの場合]

インストール製品

機能/
インストール種別

バージョン・レベル(*1)

実施する作業

INTERSTAGE V1系, ObjectDirector V3系

ObjectDirectorサーバ
・運用管理サーバ

V3系

INTERSTAGE 2.0以降または、ObjectDirector 4.0以降にバージョンアップしてください。
INTERSTAGE 2.0または、ObjectDirector 4.0にバージョンアップした場合は、応急修正を適用してください。
[注意]
INTERSTAGE V1系または、ObjectDirector V3系がインストール済みの場合、Systemwalker Centric Managerをインストールするとエラーメッセージを出力し処理を中止します。

ObjectDirectorクライアント
・運用管理クライアント

V3系

INTERSTAGE 2.0以降または、ObjectDirector 4.0以降に添付されているObjectDirectorクライアント V4.0L10以降にバージョンアップしてください。
[注意]
INTERSTAGE V1系または、ObjectDirector V3系がインストール済みの場合、Systemwalker Centric Managerをインストールするとエラーメッセージを出力し処理を中止します。

INTERSTAGE V2系、ObjectDirector V4系

ObjectDirectorサーバ
・運用管理サーバ

V4系

応急修正を適用してください。
[注意]
Systemwalker Centric Managerをインストールすると正常に終了します。また、応急修正の適用が必要である旨のメッセージが出力されます。応急修正は、Systemwalker Centric Managerの運用を開始するまでに必ず適用してください。

ObjectDirectorクライアント
・運用管理クライアント

V4系

作業は不要です。

INTERSTAGE Application Server V3系

ObjectDirectorサーバ
・運用管理サーバ

V5.0

応急修正を適用してください。
[注意]
Systemwalker Centric Managerをインストールすると正常に終了します。また、応急修正の適用が必要である旨のメッセージが出力されます。応急修正は、Systemwalker Centric Managerの運用を開始するまでに必ず適用してください。

ObjectDirectorクライアント
・運用管理クライアント

V5系

作業は不要です。

INTERSTAGE Application Server V4系以降

ObjectDirectorサーバ
・運用管理サーバ

V6系以降

作業は不要です。

ObjectDirectorクライアント
・運用管理クライアント

V6系以降

作業は不要です。

*1: ObjectDirectorのバージョン・レベル(pkginfoコマンドにより確認可能)

[Linuxの場合]

インストール製品

機能/
インストール種別

バージョン・レベル(*1)

実施する作業

Interstage Application Server Enterprise Edition V6.0L10、

Interstage Application Server Standard Edition V6.0L10

ObjectDirectorサーバ
運用管理サーバ

V6.0L10

作業は不要です。

ObjectDirectorクライアント
運用管理クライアント

V6.0L10

作業は不要です。

Interstage Application Server Plus V6.0L11

ObjectDirectorサーバ
運用管理サーバ

V6.0L11

作業は不要です。

ObjectDirectorクライアント
運用管理クライアント

V6.0L11

作業は不要です。

*1: ObjectDirectorのバージョン・レベル(pkginfoコマンドにより確認可能)

image

既存の製品のバージョン・レベルに関係なく、次の注意が必要です。

既存のObjectDirector環境またはInterstage環境で、以下のファイルが使用されている場合があります。Systemwalker Centric Managerの環境を構築する前に、以下の修正を行ってください。

[ファイル名]

[修正内容]

initial_hostsファイにサーバ名/ポート番号が登録されている場合は、すべてコメントにするか削除してください。

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