Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
索引

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第2章 ファイルの形式
2.2 定義情報
[EE/GEE]
2.2.27 クラスタノード定義ファイル
■ファイル名
opaclshosts
■使用用途
監視対象待機系ノードの定義では、監視対象とする待機系ノードのホスト名の情報を定義します。
定義は、運用系、待機系の両ノードで、クラスタ関係にあるお互いのノードを定義してください。
■格納場所
Solaris OE
Linux |
/etc/opt/FJSVsagt/ |
■ファイル形式
NodeName SwHostName
■パラメタ
- NodeName:
- 監視する待機系ノードのOSのホスト名(注1)を指定します。
- NodeNameは、128byte以内で指定します。
- 注1)
- /etc/hostsに定義されている、物理IPアドレスに対応したホスト名を指定します。
- SwHostName:
- 監視する待機系ノードについてシステム監視の通信環境定義に基づくホスト名(注2)を指定します。
- SwHostNameは128byte以内で指定します。
- 注2)
- 監視する待機系ノードの通信環境定義(自ホスト名)に応じて適切なホスト名を指定します。
■参照
stpopasyslog(syslog連携停止コマンド)
stropasyslog(syslog連携起動コマンド)
クラスタ待機系監視環境定義ファイル
■注意事項
- 定義できる待機系ノード数は、1つです。
- NodeNameとSwHostNameの間に半角文字で空白またはタブを設定します。
- 定義は1行で記述します。SwHostNameの後ろは「改行」を設定します。
- 行の先頭に“#”記号がある場合は、“#”記号から「改行」までがコメントになります。
- 1行の定義は、512byte以内で記述します。
- 本定義ファイルに設定がない場合は、運用管理サーバの待機系監視機能は動作しません。
- 本定義ファイルには、デフォルト値の設定はありません。
- 本定義ファイルは、同一システムへのリストアの場合だけがバックアップ・リストアの対象です。(その他の場合は、バックアップ・リストア対象外です。)
- 本定義ファイルは、汎用エディタで編集します。
- 本ファイルに定義した内容はシステムの再起動または、syslog連携の再起動時に有効になります。Syslog連携の停止/起動方法は、stropasyslogコマンドおよびstpopasyslogコマンドを参照してください。
■使用例
以下の構成の場合について説明します。

- NodeA、NodeB:
- OSのホスト名
- a、b:
- システム監視の通信環境定義に基づくホスト名
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