Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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上へ第1章 コマンドリファレンス
上へ1.2 コマンド

1.2.128 mptrptrc(トラップイベントトレースコマンド)

本コマンドは、Systemwalker Centric Managerのトラップ監視機能について動作を確認する機能です。具体的には、表示されるべきトラップ(メッセージ)が表示されない場合に、Systemwalker Centric Managerまたは環境設定の切り分け作業を円滑に行うため提供する機能です。

■機能説明

本コマンドを、Systemwalkerがインストールされたノード上で実行することにより、監視画面にダイアログが表示されます。本コマンドを実行すると、調査用のSNMPトラップを発行してイベントの通知状況を確認することができます。

■記述形式

mptrptrc

[-a 被監視ノードのIPアドレス] [-d 管理サーバのIPアドレス]

■オプション

-a 被監視ノードのIPアドレス:
トラップの送信元IPアドレスを指定します。
省略時にはコマンドを実行したノードのIPアドレスとなります。
-d 管理サーバのIPアドレス:
管理サーバ(運用管理サーバ、部門管理サーバ)以外で本コマンドを実行する場合に、被監視ノードが所属する管理サーバのIPアドレスを指定します。省略時にはコマンドを実行したノードのIPアドレスとなります。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了

■参照

表:Systemwalker診断用コマンド

■コマンド格納場所

Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例

被監視ノードのIPアドレス(192.168.0.1)から送信されたトラップが、正常に監視イベントとして通知することを確認します。

mptrptrc -a 192.168.0.1

■実行結果/出力形式

監視ウィンドウに、[Systemwalkerコンソール[監視]]ダイアログボックスが表示されます。

image

表示される内容:
テストイベント受信日時
テストトラップ発生ホスト名(被監視ホスト名)
イベントトレースコマンド実行時間

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