Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
|
目次
索引

|
第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.100 mpnmpref(ネットワーク管理ポリシー反映コマンド)
■機能説明
本コマンドは、運用管理サーバの保持する最新のポリシーと部門管理サーバの保持しているポリシーの不整合が発生した場合(部門管理サーバだけが古いバックアップデータでリストアした時など)に同期をとる目的で用います。
本コマンドは、任意の管理サーバに対して、ネットワーク管理の全ポリシーを一括して反映(配付・適用)します。
■記述形式
■オプション
- IPアドレス:
- 反映させたい管理サーバノードのIPアドレスを指定します(複数指定可)。オプションを省略した場合は、すべての管理サーバノードに対してポリシー反映されます。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
- 1:
- デーモン/サービスとのアクセスエラー(処理は中断)
- 2:
- 管理サーバ以外のIPアドレスが指定されました。複数IPアドレスがある場合、処理は反映に失敗したIPアドレス情報を標準エラー出力に表示し処理は継続します。
- 3:
- 配付先サーバに接続できません。複数IPアドレスがある場合、処理は反映に失敗したIPアドレス情報を標準エラー出力に表示し処理は継続します。
■参照
mpnmpget(ポリシー移出コマンド)
mpnmpset(ポリシー移入コマンド)
表:ネットワーク管理用コマンド
■コマンド格納場所
Solaris OE
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- 運用管理サーバ上以外では実行しないでください。
- 本コマンドを実行する前にネットワーク管理のポリシーを配付する管理サーバが起動状態であり、ネットワーク接続可能な状態であるかを確認してください。
- リストア時に使用する場合、mpdrpspaコマンド実行直後に本操作を行ってください。
エラー時の対処
本処理で起こりうるエラーには以下が考えられます。必要なエラー対処を行った後にコマンドを再実行します。
- 必要なサービスが起動されていない
- IPアドレスが不当
- 領域不足
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2004