Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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上へ第1章 コマンドリファレンス
上へ1.2 コマンド
上へ1.2.30 drmssts(管理情報追加コマンド)
上へ1.2.30.1 サーバ用管理情報追加コマンド

1.2.30.1.1 ユーザ資源情報の追加(-a rsc)

■機能説明

オフライン配付したユーザ資源の情報をDRMS管理ファイルに追加します。

■記述形式

drmssts

-a rsc -g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル] -e 世代識別名 -d 資源種別

■オプション

-a rsc:
本コマンドの機能を指定します。本オプションでは“rsc”と指定します。
-g 資源グループ名:
情報を追加する資源グループ名を指定します。資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または“#”で指定します。ユーザ資源がパッケージ形式の製品の場合は、本オプションにパッケージ形式の製品の略称名を指定することをおすすめします。
-v バージョン・レベル:
情報を追加する資源グループのバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
なお、本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。
-e 世代識別名:
情報を追加する資源グループの世代識別名を指定します。世代識別名は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
-d 資源種別:
資源種別を指定します。資源種別は以下のとおりです。
text:
テキスト・ファイルの場合
bnry:
バイナリ・ファイルの場合
pkg:
パッケージ形式の製品の場合
sh:
シェル・スクリプトの場合
appcg:
文字パターンの場合

■復帰値

0:成功
情報の追加が正常に終了しました。
3:処理継続不可能な使用者エラー
オプションの指定に誤りがあります。情報の追加ができません。
4:プログラム・エラー
システムにエラーが発生しました。情報の追加ができません。

■参照

表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■使用例

資源グループ名を“TEXT01”、バージョン・レベルを“V10L30”、世代識別名“E010”、資源種別を“text”として、DRMS管理ファイルに情報を追加します。

drmssts -a rsc -g TEXT01 -v V10L30 -e E010 -d text

■実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。


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