Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.28 drmssel(公開業務の定義コマンド)
■機能説明
本コマンドは、業務をクライアントに公開するかどうかを指定します。
■記述形式
drmssel |
-a job -j 業務名 [-t dfn|dlt] |
■オプション
- -a job:
- 本コマンドの機能を指定します。本オプションでは“job”と指定します。
- -j 業務名:
- クライアントに公開するまたは公開しない業務名を指定します。
- 業務名は、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の多国語文字列で指定します。
- なお、本オプションで指定する業務名は、あらかじめ業務構成情報の定義が実施されている業務名を指定する必要があります。
- -t dfn|dlt:
- 公開するどうかを指定します。本オプションは、以下のように指定します。
- dfn:
- 指定した業務名を公開する場合に指定します。
- dlt:
- 指定した業務名を公開しない場合に指定します。なお、本オプションを省略した場合は“dfn”が指定されたものとみなします。
■復帰値
- 0:成功
- 定義処理が正常に終了しました。
- 3:処理続行不可能な使用者エラー
- オプションの指定に誤りがあります。定義処理ができません。
- 業務構成情報で定義されていない業務名が指定されました。
- 4:プログラムエラー
- システムにエラーが発生しました。定義処理ができません。
■参照
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
■コマンド格納場所
Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- サーバ用コマンドです。
■注意事項
- 本コマンドでは、1つの業務しか定義できません。したがって、複数の業務を定義する場合は、その数だけ本コマンドで定義する必要があります。
- 業務構成情報の定義で定義されていない業務を定義した場合は、エラーメッセージが出力されます。業務構成情報で業務を定義してから、本コマンドで定義してください。
■使用例
業務名“人事”を公開業務として定義します。
drmssel -a job -j 人事 -t dfn
■実行結果/出力形式
復帰値を参照してください。
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