Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.2 aoseadef(イベント監視の条件定義のCSV読込みコマンド)
■機能説明
本コマンドは、aoseacsvコマンドにより出力された“イベント監視条件のCSVファイル”のイベント監視の条件を編集後、イベント監視の条件定義に変換/反映します。
■記述形式
aoseadef |
-i InFile [-o OutFile] [-t|-b] [-u] |
■オプション
- -i InFile:
- イベント監視の条件のCSV形式ファイル名をフルパスまたは相対パスで指定します。
- -o OutFile:
- 出力するイベント監視の条件定義ファイルをフルパスまたは相対パスで指定します。省略した場合は、現在設定されているイベント監視の条件定義ファイルに出力します。
- -t:
- イベント監視の条件定義ファイルが存在する場合、InFileの定義をイベント監視の条件定義ファイルの先頭に追加します。
- -tおよび-bが省略された場合は、上書きします。
- -b:
- イベント監視の条件定義ファイルが存在する場合、InFileの定義をイベント監視の条件定義ファイルの最後に追加します。
- -tおよび-bが省略された場合は、上書きします。
- -u:
- イベント監視の条件定義を直ちに有効にします。-uおよび-oが指定されていない場合、定義のサービスへの反映は、サービス再起動後に行われます。-oが指定されている場合は、無効です。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 1:
- パラメタエラー
- 2:
- ファイルの読み込みに失敗した
- 3:
- ファイルの出力に失敗した
- 4:
- イベント監視の条件定義の反映に失敗した
- 10:
- その他のエラーにより処理を中断した
■参照
aoseacsv(イベント監視の条件定義のCSV出力コマンド)
イベント監視条件のCSVファイル
表:イベント監視用コマンド
■コマンド格納場所
Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux |
/opt/FJSVfwaos/usr/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
- 運用管理クライアント/クライアントでは、イベント監視を選択インストールしたとき実行可能です。
■注意事項
- aoseacsvコマンドにより-a,-eオプションなしで出力したCSV形式ファイルを編集後、編集したCSVファイルを本コマンドのオプションとして指定してください。
- CSVファイル内に全角文字を指定する場合はSJISコードで記述してください。
- 本コマンドで作成し定義をイベント監視の条件定義として適用する場合、インストールされているイベント監視の条件定義のバックアップをとるか、または、aoseacsvコマンドを使用して、CSVファイル形式で定義を保存しておいてください。
■使用例
CSVファイルを現在のイベント監視の条件定義と置き換え、定義をサービスに反映します。
aoseadef -i /tmp/abevtact.csv -u
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