Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

4.1.7 資源配付結果を確認する

ここでは、資源配付結果の確認の手順を説明します。

1. Systemwalkerコンソールで[操作]メニューの[簡易資源配付の操作]を選択します。
2. [簡易資源配付管理]ウィンドウが表示されます。当ウィンドウの配付指示一覧に表示されている配付指示の“状況”を確認することで資源配付の結果を確認することができます。複数のクライアントに対して、資源配付を行った場合は、各クライアントごとに配付状況を確認することができます。

   状況として表示される内容には以下のものがあります。

   • 完了 :資源配付が正常に完了した。
   • 未完了:資源配付がまだ実施されていない。
   • 実施中:現在資源配付が行われている。
   • 異常 :資源配付が失敗した。

状況が“異常”となった場合は、配付が失敗した原因を確認して原因解決後、以下の手順で配付指示再登録を行います。配付状況が“異常”となった場合の詳細情報は、[簡易資源配付管理]ウィンドウから“状況”が“異常”となっているクライアントを選択して、[表示]メニューの[エラー詳細情報]を選択することで確認できます。

• 資源配付失敗時の再指示手順
  1. [簡易資源配付管理]ウィンドウの配付指示一覧の中から資源配付が失敗した指示を選択して、[操作]メニューから[資源配付指示]-[変更]を指定します。
  2. 資源配付指示変更ウィンドウが表示されます。
  3. 資源配付指示変更ウィンドウの変更区分として[配付指示再登録]を選択後、配付が失敗したクライアントと配付が失敗した配付資源を選択して[OK]ボタンをクリックします。
• 資源配付が失敗する主な原因と対処方法
  1. 配付先クライアントのディスクの空き容量が不足している。

     インベントリ情報でディスクの空き容量を確認します。

  2. 配付条件としての配付先に同名ファイルが存在した場合の対処で、置換えを指定してない場合に配付先に同名のファイルが存在した時。

     置換え指定に変更して再配付します。

     配付先クライアントの環境を確認します。

  3. 資源配付配付中に通信異常が発生した。

     ネットワーク環境を確認します。