Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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アプリケーションを配付する方法には以下の4つがあります。
以下に、それぞれの方法について説明します。
通常手動でインストールする場合、アプリケーションのインストーラと対話を行う必要があります。スクリプトによる自動インストールは、この対話部分をスクリプト(自動実行プログラム)として作成することで、インストーラへの情報入力操作を自動化してインストールします。
スクリプトを作成するためには、Windows(R)上で動作するRational Visual Test(ラショナルソフトウェア社)、ScriPlayer(R) PRO32(エーアイソフト社)などの自動実行プログラムが必要です。
Visual Testを使用したスクリプトの作成の流れを以下に説明します。
アプリケーションのインストールを行う場合、そのアプリケーションが提供しているインストーラによっては、サイレントインストール(利用者が行うべきインストーラに対する操作を自動的に実行する)ができるものがあります。ここでいうサイレントインストールとは、Visual Testなどのユーザ操作の自動化ツールを使用しなくてもアプリケーションのインストーラ自体が持つ機能だけでインストール操作を自動化できる機能を示しています。
サイレントインストールの手順を以下に示します。
応答ファイルとは、利用者がインストーラの画面に対して指定した内容を記録したファイルです。サイレントインストールは、このファイルの内容を元にインストールの自動実行を行います。
サイレントインストールが行える製品例を以下に示します。
例
Netscape Navigator 4.7Adobe Acrobat Reader 4.0
Systemwalkerのインストール先ディレクトリ\Mpwalker.dm\Mpcompcl\stdscr32.exe(Windows(R) 98/Me/XP、Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows Server(TM) 2003などの32ビットOSに配付する場合) |
スクリプトの起動方法には、“[CMP_SCRIPT]”を指定します。
簡易資源配付では、アプリケーションを配付するときにアプリケーションのインストーラ起動までは自動的に行い、その後のインストーラに対する操作(インストール先ディレクトリの指定など)は利用者が手動で行うような配付を行うこともできます。
対話型インストールの手順を以下に示します。
Systemwalkerのインストール先ディレクトリ\Mpwalker.dm\Mpcompcl\stdscr32.exe(Windows(R) 98/Me/XP、Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows Server(TM) 2003などの32ビットOSに配付する場合) |
スクリプトの起動方法には、“[CMP_SCRIPT]/M”を指定します。
配付先クライアントでは、配付したアプリケーションのインストーラが起動されると同時に“アプリケーションのインストールが完了したら[OK]ボタンをクリックしてください。”のメッセージが表示されます。このメッセージには、アプリケーションのインストールが完了してから応答してください。インストール処理が完了する前にこのメッセージに応答すると、正しくインストールされない場合があります。
あるモデルマシン上でアプリケーションをインストールする前とインストールした後の差分データを抽出し、その差分データを配付することでアプリケーションのインストールを行う方法です。
差分抽出には、Sysdiffコマンドを使用します。Sysdiffコマンドは、“Windows NT(R)リソースキット”に含まれています。なお、Sysdiffコマンドで差分抽出可能なのはWindows NT(R)だけです。
Sysdiffコマンドの使用方法については、Sysdiffコマンドのヘルプを参照してください。
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