Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 構成情報を管理する
上へ2.1 構成情報を操作する

2.1.3 インベントリ情報を収集する場合の注意事項

DNSサーバがルータの外に存在する環境の場合、インベントリ情報収集時に、ルータの外にパケットが送出されて課金問題が生じることがあります。これはインベントリ情報収集時にIPアドレスからホスト名を解決しようとして、ルータの外にあるDNSサーバへ問い合わせに行ってしまうためです。

DNSサーバへの問い合わせをなくすには、通常、ローカルのhostsファイルにホスト名を定義します。

DHCP運用以外の場合、hostsファイルに以下の情報を追加するとDNSサーバへの問合わせは発生しなくなります。

  1. 自ノードのホスト名
  2. 運用管理サーバのホスト名(注)
  3. DNSサーバのホスト名

注)資源配付経由でインベントリ情報収集を行っている場合は、2.は必要ありません。

◆hostsファイルの記述

自ホストのIPアドレス          自ホスト名

接続先サーバIPアドレス         接続先サーバ名

DNSサーバのIPアドレス          DNSサーバ名

ただし、DHCP運用している場合はIPアドレスが固定とならないため、hostsファイルでの定義は困難となります。この場合以下の対応を行うことでDNSサーバへの問合わせを回避することができます。

Systemwalkerインストール先\Mpwalker.dm\Mpcompcl\cminvctl.infをメモ帳等のテキストエディタを使用して、以下のように編集します。

[DHCP]

host=no

DNShost=no


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