Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 構成情報を管理する
上へ2.1 構成情報を操作する
上へ2.1.1 インベントリ情報を管理する

2.1.1.3 資源配付によるインベントリ情報の運用方法

■インベントリ情報の運用例

インベントリ情報の運用例を示します。

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■インベントリ情報をもとに資産管理するための利用方

クライアントまたはサーバ単位に利用する場合

資源配付ウィンドウで、クライアントおよびサーバ単位にインベントリ情報を表示し、資産の状況を確認することができます。

部門単位に利用する場合

インベントリ情報は、部門単位(部門管理サーバおよびその配下のクライアント)にCSV情報として保持されています。資産管理を行う部門のCSV情報を、Microsoft(R) Excelで読込み、Microsoft(R) Excel標準のマクロ機能を利用してカスタマイズできます。CSV情報が格納される場所など、CSV情報の詳細は“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の“インベントリ情報”を参照してください。

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Microsoft(R) Excelでインベントリ情報を扱う場合は、レコード数、項目内の文字数に制限があります。多くのレコードを扱う場合は、データベースを利用してください。

全システム単位で利用する場合

すべてのシステムに対して、インベントリ情報の加工を一括して行う場合は、データベースに最新のインベントリ情報を取り込む(インポート)ことで、インベントリ情報を活用することができます。

また、インベントリ情報のCSVファイルを加工するためのコマンド(drmscsvコマンド)を利用することもできます。drmscsvコマンドの使用方法は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

■ソフトウェア辞書のカスタマイズ方

辞書情報は、市販されているソフトウェア製品の製品名、バージョン情報を特定するための情報(実行ファイル名、ファイルサイズなど)を部門管理サーバおよびクライアント側に持ち、これを使用して製品名、バージョン情報を特定します。この特定した情報は、インベントリのソフトウェア情報として収集されます。また、更新された辞書情報は、運用管理サーバから各部門管理サーバおよびクライアントに配付することができます。

資源配付では、ソフトウェア辞書をカスタマイズするためのツール“ソフトウェア辞書エディタ”を提供します。

ソフトウェア辞書のカスタマイズ方法については、1章の“ソフトウェア辞書のカスタマイズ方法”を参照してください。


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