Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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Systemwalkerコンソールでインベントリ情報を収集しているクライアントを選択し、[オブジェクト]メニューから[インベントリ情報の表示]を選択すると、[インベントリ情報]ウィンドウが表示されます。
“情報分類”に、選択したクライアント名とそのインベントリ情報が表示され、“詳細情報”に、“情報分類”で選択された情報の項目と内容が表示されます。
インベントリ情報表示の注意事項
インベントリ情報
収集したインベントリ情報の文字列中にシングルクォーテーションが存在する場合、インベントリ情報画面では、シングルクォーテーションは半角空白に変換されて表示されます。基本情報のCPU名
パソコンの最新機種などでインベントリ情報を収集後、そのインベントリ情報を参照すると、CPU名が“GenuineIntel:0Xxxxx”(“GenuineIntel”はCPUの製造元を示すベンダーストリングを指します)または、“intel:brandid:0xXX” (“intel”はIntel社のCPUを指します)のように表示される場合があります。
この場合、以下の対応を行うことによりCPU名が正しく表示されるようになります。
例1.CPU名が “GenuineIntel:0xXXXX”(Intel社のCPU)の場合
;====================================
; Vendor Table
;====================================
[VENDOR1]
STRING="GenuineIntel"
INDEX="I"
;====================================
;Manufactured Table[Intel]
;====================================
[Inn]
CODE=0xXXXX
NAME="YYY"
備考. nn: 昇順の数値です。
XXXX: “GenuineIntel:0Xxxxx”で通知された XXXX を指定
します。
YYY: 機種のマニュアルなどに記載されているCPU名を指定
します。
例2.CPU名が“intel:brandid:0xXX”の場合
;=====================================
; BrandID Table [Intel]
;=====================================
[BRAND]
0x01 = "Celeron"
0x02 = "Pentium-III"
0x03 = "Pentium-III Xeon"
0x04 = "Pentium-III"
0x08 = "Pentium 4"
0x0E = "Xeon"
0xXX = "YYY"
備考. XX: “intel:brandid:0xXX”で通知された XX を指定しま
す。
YYY: 機種のマニュアルなどに記載されているCPU名を指定
します。
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker_Centric Manager]-[インベントリ情報表示]を選択すると、[インベントリ情報表示]ウィンドウが表示されます。
運用管理クライアントでの表示同様、“情報分類”に、選択したクライアント名とそのインベントリ情報が表示され、“詳細情報”に、“情報分類”で選択された情報の項目と内容が表示されます。
なお、“ユーザ情報”の“詳細情報”に表示される項目および内容には、それぞれ64バイトまでが表示されます。
また、画面下部にインベントリ情報の変更履歴として、最新のインベントリ情報と前回収集したインベントリ情報との差異が表示されます。この変更履歴情報は、クライアントでだけ表示されます。
運用管理サーバからクライアントの変更履歴情報を参照するためには、リモート操作機能を利用します。リモート操作機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
変更履歴のリストに表示される情報は、以下の分類で表示されます。
それぞれに表示される内容について、以下に示します。
単独項目の場合は、以下のとおり表示します。
変更種別 |
項目名 |
変更後 |
変更前 |
追加 |
情報分類−項目名 |
追加された項目内容 |
− |
変更 |
情報分類−項目名 |
変更後の項目内容 |
変更前の項目内容 |
削除 |
情報分類−項目名 |
− |
削除された項目内容 |
関連のある複数の項目が登録される情報の場合は、以下のとおり表示します。
変更種別 |
項目名 |
変更後 |
変更前 |
追加 |
情報分類 |
情報分類のすべての情報 |
− |
削除 |
情報分類 |
− |
情報分類のすべての情報 |
複数項目からなる情報でキー項目なしの情報としては、以下のものがあります。
以下の情報は変更履歴として表示されません。
関連のある複数の項目が登録される情報の場合は、以下のとおり表示します。
変更種別 |
項目名 |
変更後 |
変更前 |
追加 |
情報分類 |
情報分類のすべての情報 |
− |
変更 |
情報分類 |
情報分類のすべての情報 |
情報分類のすべての情報 |
削除 |
情報分類 |
− |
情報分類のすべての情報 |
複数項目からなる情報でキー項目がある情報としては、以下のものがあります。
ソフトウェアの情報(レジストリ検索結果、ファイル検索結果、パッケージ検索結果)は複数のデータからなりますが、変更履歴情報としては製品名をキーとして1つの情報とし、以下のとおり表示します。
変更種別 |
項目名 |
変更後 |
変更前 |
追加 |
情報分類 |
ソフトウェア情報の全項目 |
− |
削除 |
情報分類 |
− |
ソフトウェア情報の全項目 |
変更履歴のリストで項目を選択しダブルクリック、または“表示”メニューの“変更履歴詳細”を選択すると、変更履歴詳細が表示されます。
[インベントリ情報表示]ウィンドウで表示される以下の内容を任意のファイルに保存することができます。
以下の形式で出力されます。
[管理情報] クライアント名 : BLACK 更新日時 : 2002.02.21 12:45 [基本情報] マシン属性 : AT/AT COMPATIBLE BIOSバージョン : PhoenixBIOS 4.0 Release 6.0,04/22/99 コンピュータ名 : BLACK ドメイン名 : COMPOSIT5 :
以下の形式で出力されます。
日時,情報分類,項目名称,変更種別,変更後情報,変更前情報
タイトル |
内容 |
日時 |
収集内容に変更が発生した日時(YYYY.MM.DD hh:mm:ss) |
情報分類 |
収集内容に変更のあったインベントリ情報の情報分類 |
項目名称 |
収集内容に変更のあったインベントリ情報の項目名 |
変更種別 |
収集内容の変更種別 |
変更後情報 |
収集内容で変更された後の情報 |
変更前情報 |
収集内容で変更される前の情報 |
メニューで[表示]−[最新の情報に更新]を選択すると、その時点でのインベントリ情報の収集が実行され、最新のインベントリ情報/変更履歴情報が表示されます。
リモート操作機能を利用することにより、運用管理サーバからクライアントの最新インベントリ情報を参照することができます。リモート操作機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
インベントリ情報収集を行うには、事前に資源配付の動作環境の定義をしておく必要があります。
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