Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 資源を配付するための動作環境を定義する
上へ1.4 システムの構成情報を管理する
上へ1.4.1 定期的にインベントリ情報を収集するための定義方法

1.4.1.3 インベントリ情報の収集方法

定期的にインベントリ情報を収集する場合、収集先になるサーバやクライアントのインストール種別により、設定方法がことなります。ここでは、次の場合に分けて、設定方法を説明します。

◆クライアント、部門管理サーバ/業務サーバで定期的に収集する方

指定した収集タイミングに従い、クライアント、サーバそれぞれのインベントリ情報を自動的に収集します。

収集タイミングは、次の方法で設定することができます。

ノード変数設定ファイルにより設定す

ノード変数設定ファイルに、以下の設定を行います。

 [Variables]
InventoryUpdateSchedule=   * / * * 9 0
InventoryUpdateAllowance = 30

 

備考.

指定の意味は以下のとおりです。

InventoryUpdateSchedule= week / MM DD hh mm
インベントリ情報を収集する契機を指定します。week、MM、およびDDにおいて値を設定しない項目には“*”を設定します。また、“/”の前後に空白1文字が必須です。
InventoryUpdateAllowance = mm
インベントリ情報の収集を完了した時刻から部門管理サーバに通知するまでの時刻の許容範囲をmm分で設定します。

ノード変数設定ファイルについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

[資源配付]ウィンドウで設定す

◆部門管理サーバ/業務サーバの管理ファイルへ定期的に集約する方

クライアントは、インベントリ情報を収集すると同時に、前回収集したインベントリ情報との比較を行い、差分を抽出します。

この差分情報を部門管理サーバ/業務サーバの管理ファイルに集約することにより、通知先のサーバへの転送データ量を最小限に抑止することができます。

◆運用管理サーバの管理ファイルへ定期的に集約する方

部門管理サーバ/業務サーバは、スケジュール情報の設定内容に従い、運用管理サーバに定期的にインベントリ情報の差分情報を転送し、運用管理サーバの管理ファイルに集約します。

集約タイミングは、次の方法で設定することができます。

スケジュール情報ファイルにより設定す

部門管理サーバ/業務サーバのスケジュール情報ファイルに以下の設定を行います

func=event(inventory),type=time( Sat / * * 22 0),sysname(server1)

 

備考.

指定の意味は次のとおりです。

type=time(week / MM DD hh mm)
week、MM、およびDDにおいて値を設定しない項目には“*”を設定します。また、“/”の前後に空白1文字が必須です。

[資源配付]ウィンドウで設定す

[資源配付]ウィンドウから以下の操作を行います。

  1. [設定]-[ポリシー]-[サーバ環境設定]メニューを選択します。
  2. [通知スケジュール]タブを選択して設定を行います。

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