Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 資源を配付するための動作環境を定義する
上へ1.1 資源配付の動作環境を定義する
上へ1.1.1 運用管理クライアントの動作環境を定義する

1.1.1.1 画面のアクセス権を定義する

資源配付機能を利用するために必要な権限を利用者ごとに設定することができます。

Systemwalker Centric Managerは、ローという単位で各機能の利用権限を定義しています。ロールとは、共通の役割(権限)を持つ利用者から構成するグループのことです。資源配付機能をインストールすると、以下のロールが登録されます。

[表:機能の使用を許可するためにユーザを所属させるロール]



ロール名

説明

使用機能

DistributionAdmin

DistributionOperation

DistributionReference

資源配付の管理系ロール

資源配付の操作系ロール

資源配付の参照系ロール

資源配付

管理者は、ユーザを上記のロールに適宜所属させてください。所属させるロールの種類により、ユーザが使用できる機能と利用権限が決まります。ロールと利用可能な機能の関係は、以下のとおりです。

表:機能の使用を許可するためにユーザを所属させるロール”に記載したロールに所属していない一般のユーザは、Systemwalker Centric Managerの機能を使用できません。

また、運用管理クライアントが Windows NT(R)、Windows(R) 2000またはWindows(R) XPの場合、Windowsにログインするユーザについても"表:機能の使用を許可するためにユーザを所属させるロール" に記載したロールに所属させるか、Administratorsグループに所属させる必要があります。

[Solaris OEおよびLinuxの場合]

スーパユーザは、セキュリティ情報の設定(ロールへの所属、ツリーに対するアクセス権の設定)の実施にかかわらず、アクセス制御の対象外として常に更新権を持つユーザとして扱われます。

[Windows(R)の場合]

Administratorsグループに所属するユーザは、セキュリティ情報の設定の実施にかかわらず、 アクセス制御の対象外として常に更新権を持つユーザとして扱われます。

[表:資源配付を使用するために必要な権限]



メニュー項目(機能)

更新

操作

参照

オブジェクト

新規作成 −サーバ
      クライアント
      システムグループ
      資源
      業務
      メンテナンス作業
コピー
移動
削除
プロパティ
終了































アクション

資源の登録/移動/コピー/削除
業務の追加/削除
メンテナンス作業の追加/コピー/削除
資源の配付
指定サーバの状況検索:異常情報のみ
指定サーバの状況検索:全情報
インベントリの収集
移出/移入
クライアントのステータスリカバリ

























表示

版数単位の状況表示
表示メンテナンス項目の選択
異常システムを確認
ローカル情報で更新
インベントリの表示
その他表示モードの設定
















ツール

ソフトウェア辞書エディタ
インベントリ情報検索
強制配付







設定

資源配付手順セットアップ
環境
監視
配付宛先の事前設定
システム構成の読み込み
ポリシー −サーバ環境設定
      クライアント環境設定
管理情報の保持形態 −一時ファイルに保存
           管理ファイルに保存
           一時ファイルのクリア




























ウィンドウ

ヘルプ

○ : 操作可

△ : サーバ、クライアント、システムグループ操作は不可

− : 操作不可

備考.

運用管理サーバのユーザをロールに登録する方法

運用管理サーバのユーザをロールに所属させる手順を以下に説明します。

  1. Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[利用者のアクセス権設定]を選択します。

    → [ロール一]ダイアログボックスが表示されます。

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    ロールのプロパティには、登録されているロール名および説明が表示されます。

  2. 更新するロール名を一覧から選択し、[プロパティ]ボタンをクリックします。

    → [ロール情]ダイアログボックスが表示されます。

    image

    当該ロールに所属するメンバーがリストボックスに表示されます。

  3. ロールに所属するユーザを追加するため、[追加]ボタンをクリックします。

    → [ロールへのユーザの追]ダイアログボックスが表示されます。

    image

  4. [ロールへのユーザの追加]ダイアログボックスでロールに所属させるユーザを選択し、[追加]ボタンをクリックします。ロールへ追加するすべてのユーザを選択後、[OK]ボタンをクリックします。[ロール情報]ダイアログボックスが表示されます。
  5. [ロール情報]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、[ロール一覧]ダイアログボックスが表示されます。
  6. [ロール一覧]ダイアログボックスで[終了]ボタンをクリックします。

◆部門管理サーバ/業務サーバのユーザをロールに登録する方法

部門管理サーバまたは業務サーバ上のユーザをロールに所属させる手順を以下に説明します。

  1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker_Centric Manager]-[環境設定]-[利用者のアクセス権]を選択します。

    →[ログイ]ダイアログボックスが表示されます。

    image

  2. [ログイン]ダイアログボックスで接続する部門管理サーバ/業務サーバのホスト名、ユーザ名、パスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。なお、Windows(R)のサーバに接続する場合は、ドメイン名も入力します。

    → [ロール一覧]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [ロール一覧]ダイアログボックス以降の操作手順は、“運用管理サーバのユーザをロールに登録する方法”の手順2)以降を参照してください。

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Solaris OEおよびLinuxの場合

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Windows(R)の場合


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