Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 インベントリデータベース
上へ2.2 SQL Serverの場合

2.2.1 インベントリデータベース作成の準備

SQL Server Enterprise Managerのアイコン(Microsoft SQL Serverグループ内)をクリックし、“データベースの環境設定”と“ODBCの設定”を行う必要があります。各機能/操作の詳細については、Microsoft SQL Serverのマニュアルまたはヘルプを参照してください。

■データベースの環境設

SQL Server V6.5の場

  1. サーバの接続

    [サーバマネージャ]の[サーバー]ボックスで該当サーバ名を選択します。

    サーバが起動されていない場合、ツールバーの[サーバの停止/一時停止/開始]をクリックし、サーバの起動を行います。

  2. ログインの作成/データベースへのユーザ登録
  3. ステートメント権限(DB作成権限)の追加

    [管理]メニュー-[データベース]により、masterデータベースを選択し、masterデータベースを編集します。

    データベースの編集画面で[権限]タブを選択し、該当ユーザの[DBの作成]チェックボックスをチェックします。

    [DBの作成]ステートメント権限はmasterデータベースのユーザだけに与えられます。[データベースの作成]ダイアログボックスによりデータベースの生成を行うため、アクセスするログイン名には、DB作成ステートメント権限をあらかじめ付加しておく必要があります。

  4. デバイスの作成

    [管理]メニューから[デバイス]を選択し、[新規デバイス]の作成を行います。

    作成したデバイスは、データベース格納用のデバイスと、トランザクションログ用のデバイスとして指定します。ただし、双方とも複数のデバイスを指定することはできません。

SQL Server V7.0 および SQL Server 2000の場

SQL Server Enterprise Managerのアイコン(Microsoft SQL Serverグループ内)を起動し、以下の操作を行います。なお、以下に示す各機能/操作の詳細については、Microsoft SQL Serverのマニュアルまたはヘルプを参照してください。

  1. サーバの接続

    SQL Serverグループを開くと、表示されるサーバを選択して[操作]-[接続]を選択します。サーバが開始状態になります。

  2. ログインの作成

    ツリー画面から[セキュリティ]-[ログイン]を選択して、[操作]-[新規ログイン]を選択します。

    Windows NT認証使用時:
    以下の情報を設定します。
    名前:
    インストール時に指定したサービスアカウントを指定します。
    認証:
    Windows 認証
    ドメイン:
    当該サーバ名
    SQL Server認証使用時:
    以下の情報を設定します。
    名前:
    任意の名前を指定します。
    認証:
    SQL Server認証

■ODBCドライバの設

[コントロールパネル]から[ODBC]アイコンをクリックし、下記の値でデータソースを追加します。

データソースの追加先:
システムDSN
セットアップするデータソースのドライバ:
SQL Server
データソース名:
任意
接続するSQL Server名:
(ローカル)または(local)

SQL Server V7.0 および SQL Server 2000の場合は、ログインIDの権限の確認を行う方法に[ネットワークへのログインIDで、Windows NTの認証メカニズムを使う]を指定します。

データソース追加方法の詳細については、ODBCのヘルプを参照してください。

image

運用にあたり、以下の点に注意する必要があります。なお、この注意事項は、Systemwalker特有のものではなく、SQL Serverを使用した一般的なトランザクション処理を行っている場合と同様です。

各コマンドの詳細、およびそのほかのSQL Server関連の使用上の注意事項については、SQL Serverのマニュアル等を参照してください。


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