Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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第6章 Systemwalkerコンソールへの移行
6.1 システム監視画面からSystemwalkerコンソールへの移行
6.1.5 バージョンアップ後の作業
6.1.5.1 マップ情報
MpBcmConvMapコマンドでマップ情報の変換を行います。
- 編集機能を使用しているSystemwalkerコンソールがある場合、Systemwalkerコンソールを停止するか、メニュー[機能]-[機能選択]より監視機能に変更してください。
- 運用管理クライアントで実行する場合、運用管理クライアントセットアップ画面で接続先の運用管理サーバが正しい事を確認してください。また、運用管理サーバのSystemwalker Centric Managerが停止している場合は起動してください。
- 移行元の運用管理クライアント(運用管理サーバのシステム監視画面で表示していたマップを移行する場合には、運用管理サーバ)で、以下のコマンドを実行します。
例]
MpBcmConvMap /c
ユーザ名:manager
パスワード:**********
マップ情報が多い場合、MpBcmConvMapコマンドの実行に時間がかかります。
MpBcmConvMapコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
- “3”のコマンド実行結果に「運用管理サーバへコピーが必要なファイルがあります。」のメッセージが出力された場合は、出力されたファイル(c_imglst.txt)の内容に従って、運用管理サーバにファイルをコピーしてください。
【出力されたファイルの例】
運用管理サーバの以下のディレクトリにそれぞれファイルをコピーしてください。
コピー先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon
および
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\wall
注意事項)
− wmf形式(拡張子"wmf")のファイルについては、png形式(拡張子"png")のファイルに手動で変換してからコピーしてください。
− コピーするイメージファイルのファイル名について、必ず使用している英字は小文字に直してから追加してください。
− Systemwalkerコンソールでは、半角英数字(英字は小文字)以外の文字は指定できません。日本語のファイル名等は、使用可能な任意のファイル名に変更してからコピーしてください。なお、ファイル名を変更したイメージファイルは、Systemwalkerコンソールのマップ上で"ReadError"と表示されます。Systemwalkerコンソールから、各イメージのファイル名を変更後のファイル名に再設定してください。
コピーが必要なファイルは以下のとおりです。
------------------------------------------------------------------------------------------
c:\sample\img\image1.bmp
c:\sample\img\image2.bmp
c:\sample\img\image3.bmp
・・・・ |
- Systemwalkerコンソール−編集機能を起動します。
- [オプションメニュー]の[図形編集モード]に切り替えて、各フォルダのマップを表示し、以下の情報があれば、編集してください。
[ユーザごとのマップ]に移行する場合
- 運用管理クライアントで実行する場合、運用クライアントセットアップ画面で接続先の運用管理サーバが正しい事を確認してください。また、運用管理サーバのSystemwalker Centric Managerが停止している場合は起動してください。
- マップを参照するユーザが運用管理サーバに登録されていない場合には、ユーザを登録します。

新規に登録したユ−ザ(アカウント)には、必要に応じてアクセス権の定義を行ってください。
アクセス権の定義については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
- 移行元の運用管理クライアント(運用管理サーバで表示していたマップを移行する場合には、運用管理サーバ)で、以下のコマンドを実行します。
MpBcmConvMap /t マップを参照するユーザ名
MpBcmConvMapコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
- Systemwalkerコンソール−監視機能を起動します。
- [表示]-[マップの表示]メニューを選択して、監視マップを表示します。
- [表示]-[表示の設定]メニューを選択して、“マップ表示の設定”画面を表示します。
- “マップ情報”で“共通マップを表示する”がチェックされていたら、チェックを外し、[OK]ボタンで終了します。
共通マップの解除方法
共通マップの解除方法は以下とおりです。
なお、バージョンアップ時の状態では、[共通マップ]を表示する設定になっています。
- Systemwalkerコンソール−監視機能を起動します。
- [表示]-[マップの表示]メニューを選択して、監視マップを表示します。
- [表示]-[表示の設定]メニューを選択して、“マップ表示の設定”画面を表示します。
- “マップ情報”で“共通マップを表示する”がチェックされていなかったら、チェックし、[OK]ボタンで終了します。
- “3”のコマンド実行結果に「運用管理サーバにコピーが必要なファイルがあります。」のメッセージが出力された場合は、出力されたファイル(c_imglst.txt)の内容に従って、運用管理サーバにファイルをコピーしてください。
コピーする手順は、“[共通マップ]を使用する場合”と同様です。
- 本コマンドで移行できない以下の情報があれば、[オプションメニュー]の[図形編集モード]に切り替えて、各フォルダのマップを表示し、以下の情報があれば、編集してください。

同一ユーザに対して複数端末からMpBcmConvMapコマンドを実行した場合、最後に実行した端末に保存されているマップ情報で上書きされます。
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