Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

上へ第5章 ヘルプデスクサーバの移行

5.1 移行概要

ここで説明する移行作業によって、旧データベースに登録されていたデータは、Systemwalker Centric Manager V11.0L10のデータとして継続して使用できます。移行されるデータは以下に示す旧データベースのすべての内容です。

■移行作業の概要

ヘルプデスクの移行作業には、大きく次の3つにわけられます。

データベースの移

次の条件を満たす場合、データベースの移行をしないで、Systemwalker Centric Manager V11.0L10の機能を使用することができます。

他の場合はデータベースの種類にあわせてデータベースを移行します。

ODBCデータソースの設

新しく作成したSystemwalker Centric Manager V11.0L10のデータベースに合わせてODBCデータソースの定義を修正します。ODBC環境の設定については、データベースの種類に応じて“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”または“Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド”を参照してください。

Web画面の移

また、MpWalker/DM V3.0またはSystemWalker/CentricMGR V4.0でWeb画面をカスタマイズした場合は、Web画面の移行作業が必要です。

旧データベースを移行してSystemwalker Centric Manager V11.0L10用データベース(以降、V11.0用データベースと呼びます)を作る方法には以下の2とおりがあります。

データベースの種類別にそれぞれの場合に分けて説明します。

なお、移行作業を始める前に、あらかじめ旧データベースのバックアップをとってください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mphlpdmn\f3crbdvp.exe

V11.0用データベースによる運用開始後の移行時の注

すでにV11.0用データベースを作成して運用を開始したあとに、旧データベースの移行を行うこともできます。旧データベースがV11.0用データベースと別のサーバ上にある場合、同一サーバ上にある場合も、それぞれ後述のODBCデータベースソースの登録以降の作業を行ってください。

ただし、すでにあるV11.0用データベースの内容は以下のように上書き、または追加されるので注意してください。

データの種類

データの登録のされかた

担当者
部署
種別

V11のデータに加えて旧データが追加されます。
ただし、同一データ(同一番号の障害票、同一担当者名など)がある場合は、V11のデータが採用され、旧データは反映されません。

上記以外

V11のデータは削除され、新規に旧データが登録されます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2003