Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

4.3 インストール後の注意事項

インストール後の注意事項について説明します。

• スタートアップアカウントの変更について

スタートアップアカウントの変更を行う時は、以下の条件を満たすアカウントに変更してください。

1. ローカルグループのAdministratorsグループに所属していること
2. 以下のユーザの権利が与えられていること

・サービスとしてログオン

・オペレーティングシステムの一部として機能

・クォータの増加

・プロセスレベルトークンの置き換え

3. 無期限パスワードが設定されていること

スタートアップアカウントを変更した場合は、Systemwalkerの各サービスの起動アカウントも変更する必要があります。

• MpWalker/JM、SystemWalker/OperationMGRと同時に運用する場合

Systemwalker Centric Manager V11.0L10をMpWalker/JM V2.0、MpWalker/JM V3.0、または、SystemWalker/OperationMGR V4.0と同時に運用する場合、イベント/アクションの定義やアクション環境の定義は、[システム監視設定]ダイアログボックスから[イベント監視の条件定義]ウィンドウ、または[アクション環境設定]ダイアログボックスを表示して行います。

• MpWalker/JM、SystemWalker/OperationMGRのアンインストールについて(Windows(R) 98の場合)

Windows(R) 98で、Systemwalker Centric Manager V11.0L10とMpWalker/JM V2.0、MpWalker/JM V3.0、または、SystemWalker/OperationMGR V4.0を共にインストールした時に、MpWalker/JMまたはSystemWalker/OperationMGRをアンインストールする場合は、アンインストール後以下のコマンドを実行してください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin\aosfbtl.exe -r1

• MpWalker/JM V2.0のアンインストールについて(Windows NT(R)の場合)

Windows NT(R)で、MpWalker/JM V2.0とSystemwalker Centric Managerを共にインストールした時に、MpWalker/JM V2.0をアンインストールする場合は、アンインストール後、以下の作業を実施してください。

1. 以下のサービスを停止します。

Fujitsu MpWalker MpAosf

2. Systemwalker Centric Managerのインストール媒体(CD-ROM)をCD-ROM装置にセットします。
3. サービスの停止を確認後、以下のコマンドを実行します。

CD-ROMドライブ名:\Cent\Win32\uninst\mpaosfv\f3crhz20.exe

この作業を実施しない場合、MpWalker/JM V2.0の自動運用支援の機能が動作します。

• MpWalker/JM V3.0L10のアンインストールについて

Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ、または、業務サーバとMpWalker/JM V3.0L10サーバがインストールされているシステムで、MpWalker/JM V3.0L10サーバをアンインストールした場合、サービス“Systemwalker ACL Manager”のサービスが動作しなくなります。

このような場合は、Systemwalker Centric Managerのサーバを再インストール(アップグレードインストール)してください。

• MpWalkerのインストールについて

Systemwalker Centric Manager、または、Systemwalker Operation Managerがインストールされている環境に、MpWalker/DM V3.0または、MpWalker/JM V3.0をインストールした場合、サービス“Systemwalker ACL Manager”が動作しなくなります。

このような場合は、Systemwalker Centric Managerのサーバを再インストール(アップグレードインストール)してください。

• MpWalker/JM V3.0またはSystemWalker/OperationMGR V4.0のインストールについて

Systemwalker Centric Manager V11.0L10をインストールした後、MpWalker/JM V3.0またはSystemWalker/OperationMGR V4.0のサーバ機能をインストールした場合、インストール完了後にセキュリティの資源をV10.0用に移行する作業が必要となります。

以下の手順で移行作業を行ってください。

1. mkbat_oldコマンドを実行して、移行用バッチファイルを作成します。本コマンドは、Administratorsグループに所属するユーザで実行してください。mkbat_oldコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
2. 作成したバッチファイルを実行し、セキュリティの資源を移行します。
• アクセス権の変更に失敗した場合

インストールや環境作成中にアクセス権の変更に失敗した場合は、以下のコマンドを起動してアクセス権の変更を行ってください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\bin\mpsetsec.exe /c

• Systemwalker Centric Managerを利用するユーザアカウントについて

Systemwalker Centric Managerを利用するユーザに対しては利用者のアクセス権(利用者のロール)を正しく設定する必要があります。

ユーザをロールに登録する方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

• 性能監視システム性能収集エージェントの再セットアップについて

Systemwalker Centric Managerをインストールした後に、SNMPエージェントをインストールまたはWindows NT系のサービスパックを適用した場合、以下のコマンドを実行してシステム性能収集エージェントを再セットアップしてください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\MpTrfExA\bin\setupexa -u

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\MpTrfExA\bin\setupexa -i