Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第4章 インストール
上へ4.2 Systemwalker Centric Managerのインストール手順

4.2.1 Windowsサーバへのインストール

運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバおよびヘルプデスクサーバのインストールについて説明します。

  1. ログオンします。
  2. インストールするコンピュータにログオンします。

    Windows NT(R)、Windows(R) 2000またはWindows Server(TM) 2003にインストールする場合は、ローカルグループのAdministratorsグループに所属するユーザ名で、ログオンします。

  3. インストールコマンドを起動します。
  4. ローカルインストールを行う場合はCD-ROMから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します。

    CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\swsetup.exe

     

  5. セットアップ画が表示されます。
  6. 以下の画面で[インストール]をクリックします。

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  7. ようこそ画面が表示されます。
  8. 以下の画面で[次へ]ボタンをクリックします。

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  9. インストール種を選択します。
  10. 以下の画面でインストール種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

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  11. オプション機を選択します。
  12. 以下の画面でインストールする機能を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

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    [詳細]ボタンをクリックするとオプション機能の詳細画面が表示され、より細かな選択ができます。

    インストール種別によって、選択可能な機能、選択不可能な機能があります。詳細な組み合わせについては、“インストールする機能”を参照してください。

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  13. インストール先を選択します。
  14. 以下の画面でインストール先ディレクトを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストール先ディレクトリは、名前8文字以内、拡張子3文字以内の英数字で指定します。

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  15. サービスのスタートアップアカウンを入力します。
  16. 以下の画面でAdministratorsグループに所属するアカウントとパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

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    スタートアップアカウントを指定する場合の注意事項については、“インストール前の確認”の“Windows NT系の場合”を参照してください。
  17. イベント通知を指定します。
  18. 以下の画面は、オプション機能として“イベント監視”を選択した場合に表示されます。イベントおよびトラップ情報の通知先サーバのホスト名またはIPアドレスおよび接続方を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。

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    イベント通知先につい

  19. 自ホスト名の取得方を指定します。
  20. 以下の画面は、Windows NT系の場合で、インストールオプション“イベント監視”を選択した場合に表示されます。自ホスト名の取得方法を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

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    自ホスト名を何を基準にして決定するかを選択します。上位のシステムは、ここで選択したホスト名を監視対象のホスト名として認識します。

  21. 簡易資源配付のサーバホストを指定します。
  22. 以下の画面は、オプション機能で“簡易資源配付”を選択した場合に表示されます。運用管理サーバのホスト名またはIPアドレスを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

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  23. 資源配付クライアントの管理ファイルディレクトを指定します。
  24. 以下の画面は、オプション機能で“資源配付クライアント”を選択した場合に表示されます。資源配付の管理ファイルを作成するディレクトリを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

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  25. 資源配付クライアントのセション開設情を指定します。
  26. 以下の画面は、オプション機能で“資源配付 クライアント”を選択した場合に表示されます。ただし、既に資源配付クライアントのセション開設情報が設定されている場合(再インストール、アップグレード時)には表示されません。資源配付クライアントのセション開設情報を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。

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    ノード名の入力形式:
    ノード名をホスト名で指定するかIPアドレスで指定するかを選択します。
    接続先のノード名:
    クライアントが資源をダウンロードまたはアップロードするために接続するサーバの名前を指定します。
    ポート番号:
    資源配付サーバクライアント間通信が使用するポートの番号を、5けた以内の数字で指定します。この設定項目を省略することはできません。最初に表示している“9231”は、資源配付の推奨値であり、必ずしも一意ではありません。資源配付サーバクライアント間通信のポート番号と合わせて設定してください。
    ユーザ名:
    サーバに接続するためのユーザアカウントを31文字以内で指定します。必ず指定してください。
    パスワード:
    上記ユーザアカウントのパスワードを14文字以内で指定します。2byte系文字は指定できません。
    コンピュータ名で運用する:
    資源配付クライアントがDHCP運用を行う場合、または、資源配付サーバが資源配付クライアントをコンピュータ名で管理する場合にチェックボックスで指定します。

    [EE]

    [プロキシ]ボタン

    インターネット環境で資源を配付する場合に使用します。

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    通信種別にhttp通信を使用して資源の送信を行う場合のプロキシサーバ名(URL形式)、プロキシサーバの使用するポート番号および認証(ユーザ名、パスワード)を指定します。

  27. セットアップ情報を確認します。
  28. 以下の画面で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

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  29. システムを再起動します。
  30. インストールが完了すると以下の画面が表示されます。[はい、今すぐコンピュータを再起動します。]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。

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    システムの再起動後の環境構築については、“運用管理サーバに運用環境を構築する”を参照してください。

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“通知先へは必要な時だけ接続する”(必要時接続)を選択した場合の注意事

部門管理サーバ、業務サーバ、または“イベント監視”機能をインストールしたクライアントの導入時に運用管理サーバが未起動であった場合やイベント通知先のシステムとの通信が不可能であった場合、運用管理サーバから被監視システムに対してリモートコマンドが投入できない場合があります。

このような場合、以下のコマンドを被監視システムから実行し、運用管理サーバと被監視システムの間の通信経路を確立させてください。

opaconstat -a

opaconstatコマンの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

[EE]

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イベント通知先がクラスタシステムの場

イベント通知先がクラスタシステムの場合には、Systemwalker Centric Managerのクラスタサービスのネットワーク名またはIPアドレスを指定します。ネットワーク名は、DNS等のネームサーバまたはhostsファイルに定義されている必要があります。

イベント通知先は、インストール後に変更することもできます。イベント通知先の設定については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

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イベントの自動対処を行う場

イベントの自動対処を確実に行うためには、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、および、“イベント監視”機能をインストールしたクライアントで、システムのネットワーク設定による名前解決の方法が統一されていることが前提となります。そのうえで自ホスト名の取得方法をシステムの設定に合わせる必要があります。

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