Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX共通 -
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目次
索引

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第2章 機能概要
2.1 システム監視のAPI
2.1.3 リモートコマンドのAPI
リモートコマンドのAPI一覧を以下に示します。
[リモートコマンドのAPI一覧]
関数名 |
機能 |
Mp_OpenRemoteCmd |
リモートコマンドの開始要求 |
Mp_ExecRemoteCmd |
リモートコマンドのコマンド実行要求 |
Mp_RespRemoteCmd |
リモートコマンドの応答リード要求 |
Mp_CloseRemoteCmd |
リモートコマンドの終了要求 |
Mp_OpenRemoteCmdLog |
リモートコマンドログの読み出し開始要求 |
Mp_ReadRemoteCmdLog |
リモートコマンドログの読み出し要求 |
Mp_CloseRemoteCmdLog |
リモートコマンドログの読み出し終了要求 |
リモートコマンドのAPI共通の動作環境、注意事項、および必要ファイルについての説明を以下に示します。
◆動作環境
本APIは、以下のインストール種別で動作します。
◆注意事項
- LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン/レベルで提供されたものを使用してください。
- リモートコマンドのAPIは、マルチスレッドプログラミングをサポートしていません。
- コンパイル環境として、コンパイラは、VisualC++(バージョン5.0以降)を、ランタイムライブラリは“マルチスレッド(DLL)”を使用してください。
- システム監視のAPIを使用するアプリケーションは、signal を使用しないでください。
- リモートコマンドのAPIの最大同時実行数は4つまでです。
- Systemwalker Centric Managerのバージョンが異なる環境で作成されたシステム監視のAPIを使用するアプリケーションは動作しません。
動作させるには、動作環境と同じSystemwalker Centric Managerのバージョンの環境下で、アプリケーションのリコンパイルを行ってください。
- 本APIを使用する場合、SIGPIPEシグナルに対応したシグナルハンドラを無効にするかまたは、変更してください。この処理を実施しないと、Systemwalker停止時に本APIを使用しているプログラムがSIGPIPEシグナルにより終了する場合があります。設定方法の詳細は、OS提供のオンラインマニュアルを参考にしてください。
関連関数:sigset
◆必要ファイル
上記リモートコマンドのAPIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
リモートコマンドのAPIはLIBファイルに格納し、各APIで使用する定数、および構造体は、INCLUDEファイルに宣言します。
- /opt/FJSVfwbs/lib/libopagtall.so、libthread.so
- /opt/systemwalker/include/mp_opmgr_api.h
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