Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Solaris(TM) Operating Environment - |
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旧バージョン製品からバージョンアップした場合、監視イベント種別は旧バージョンで設定されていた内容が設定されます。SystemWalker/CentricMGR 5.0以降で追加された機能を利用する際には、監視イベント種別を追加する必要があります。追加方法は、"Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編"を参照してください。
SystemWalker/CentricMGR SE/EE 5.0以降で標準インストールされる監視イベント種別は以下のとおりです。
Systemwalker Centric Managerでは、インストール時に[イベント監視の条件定義]について標準の定義を提供しています。
メッセージ選択テーブルをイベントアクション定義ファイルに移行すると、メッセージ選択テーブルが変換された定義の下にイベントアクション定義の標準定義が追加されます。Systemwalker CentricMGRの旧バージョンからバージョンアップする場合、すでに利用されている定義を継承するため、新規機能に対する定義が追加されません。必要に応じて以下の手順で定義を追加してください。
操作手順は、“移行元Systemwalker CentricMGRがどのバージョンでも必要な作業”と“SystemWalker/CentricMGR 5.0以降から移行の場合にだけ必要な作業”に分かれます。
メッセージテキスト、監視イベント種別、通報番号は、[特定しない]を指定します。
重要度、通報番号は、[変更しない]を指定します。文字色、背景色は、変更しない指定にします。障害票の発行は、行わない指定にします。
監視するメッセージの設定 |
[メッセージ監視]タブの設定 |
備考 |
ホスト名 :特定しない |
上位システムに送信:する |
5.2以前のバージョンを使用していた場合 |
別のコンピュータへ運用管理サーバをバージョンアップする場合、運用管理サーバの[イベント監視の条件定義]は、swmove/swtransコマンド実行後にポリシーとして移出/移入します。
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poout -n 移行元運用管理サーバの運用名 -d ポリシー移出先作業ディレクトリ名 |
または以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poout -i 移行元運用管理サーバのIPアドレス -d ポリシー移出先作業ディレクトリ名 |
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poin1 -n 移行先運用管理サーバの運用名 -d ポリシーの移出で指定したディレクトリ名/MpAosfB |
または以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poin1 -i 移行先運用管理サーバのIPアドレス -d ポリシーの移出で指定したディレクトリ名/MpAosfB |
コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
移行時にホスト名やIPアドレスを変更する場合、バージョンアップした運用管理サーバを接続先としている下位サーバで、接続先ホストの定義変更が必要です。
また、Systemwalker Operation ManagerからのSNMPトラップを受信していた場合、通知元のSystemwalker Operation Managerのアクション定義の宛て先も変更してください。
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