Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

4.5.3.2 手動でリカバリフローを起動する

手動起動には、以下の2とおりの方法があります。

• 監視イベントに対応して起動する

  [監視イベント対処]画面のユーザ定義の対処操作で、監視イベント種別に関連したリカバリフローの一覧を表示し、起動することができます。復旧対処用のリカバリフローを作成しておけば、[監視イベント対処]画面から、リカバリフローを起動し、監視イベントを対処済にすることができます。詳細は“障害を復旧対処する”および“リカバリフローを登録する”を参照してください。

• 監視イベント種別に関わらず起動する

  [Systemwalkerコンソール]の[操作]メニューから[リカバリフロー]を選択して、リカバリフローを起動することができます。

■監視イベント種別に対応して起動する

定義方法と運用手順を以下に示します。

定義方法

• リカバリフローの登録ウィンドウでの定義

  監視イベント種別毎のプロジェクトを作成し、そのプロジェクトに関連のリカバリフローを登録します。

• Systemwalkerコンソールでの定義
  1. [Systemwalkerコンソール]の[オプション]メニューから[カスタマイズ]を選択して[カスタマイズ]ダイアログボックスを表示します。
  2. [カスタマイズ]ダイアログボックスの監視イベント種別ウィンドウで以下の対処コマンドで定義します。

     f3crrcmd.exe -h %SVIP -c -l -fp projectname

     コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

運用手順

1. 異常イベント発生時に、[監視イベント対処]画面で[ユーザ定義の対処]ボタンをクリックし、異常イベントの監視イベント種別に対応したリカバリフローの一覧を表示します。
2. 適切な対処のリカバリフローを選択して起動し、[リカバリフローの監視]ウィンドウを表示します。

■監視イベントに関わらず起動する

異常発生時には、以下の手順でリカバリフローを起動します。

1. Systemwalkerコンソールの[操作]メニューから[リカバリフロー]または[指定オブジェクト]-[リカバリフロー]を選択し、運用管理サーバまたは指定システムの[リカバリフロー]ダイアログボックスを表示します。
2. [リカバリフロー]ダイアログボックスでリカバリフロー名を選択した後、[起動]ボタンをクリックすると、運用管理サーバまたは指定システムにリカバリフローが投入され、[リカバリフローの監視]ウィンドウに、投入したリカバリフローの実行状況が表示されます。