Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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インターネットサーバ上のWWWサーバへのアクセス状況から、セキュリティ監視を行います。インターネットサーバ上のWWWサーバへのアクセス状況を監視し、次の事象を検出した場合にイベントを通知することができます。
WWWサーバのログから、ホスト毎のアクセス件数を集計し、アクセス数がしきい値を超えたとき、負荷アタックと判断してイベントが通知されます。通知イベントにより、特定ホストからの負荷アタックがあったことを、早期に認識することができます。
WWWサーバのログから、HTTPステータスコードが401であるログをホスト毎に集計し、アクセス数がしきい値を超えたとき、認証ハックと判断してイベントが通知されます。通知イベントにより、特定ホストからの認証ハックがあったことを、早期に認識することができます。
WWWサーバのログから、HTTPステータスコードが403であるログをアクセス元ホスト毎に集計し、アクセス数がしきい値を超えたとき、不正アクセスと判断してイベントが通知されます。通知イベントにより、特定ホストからの不正アクセスがあったことを、早期に認識することができます。
しきい値超えが発生すると、以下のメッセージが通知されます。
条件 |
種別 |
イベントメッセージ |
負荷アタックの検出 |
警告 |
AP:MpNsagtMain: WARNING: 18: セキュリティ監視において,WWWサービスへの負荷アタックの可能性があります.(相手ホスト:HHH 監視間隔:III しきい値:LLL 現在値:PPP) |
認証ハックの検出 |
警告 |
AP:MpNsagtMain: WARNING: 19: セキュリティ監視において,WWWサービスへの認証エラーが発生しています.(相手ホスト:HHH 監視間隔:III しきい値:LLL 現在値:PPP) |
不正アクセスの検出 |
警告 |
AP:MpNsagtMain: WARNING: 20: セキュリティ監視において,WWWサービスへの不正アクセスが発生しています.(相手ホスト:HHH 監視間隔:III しきい値:LLL 現在値:PPP) |
※HHHはWWWサーバへのアクセス元ホスト名、IIIは監視間隔、LLLは閾値、PPPはアクセス数を表します。
※上記のイベントメッセージはWindows版の場合です。Unix版では先頭の“AP”が“UX”となります。
※通知の結果、監視種別はネットサーバとなります。
設定項目 |
監視間隔(初期値) |
しきい値(初期値) |
負荷アタックの検出 |
1分 |
600回 |
ユーザ認証ハックの検出 |
1分 |
50回 |
不正アクセスの検出 |
1分 |
10回 |
監視可能なWWWサーバをは以下に示します。
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