Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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他のロードバランサおよび一般の業務単位の関連情報を仮想ノードして、監視マップ上に登録する場合の詳細な手順を以下に示します。
ここでは以下の3つのインタフェースで構成されるロードバランサとの場合を例に説明します。
ホスト名 |
IPアドレス |
ネットマスク |
Bal |
10.30.120.10 |
255.255.255.0 |
Bal1 |
192.168.10.101 |
255.255.255.0 |
Bal2 |
192.168.10.102 |
255.255.255.0 |
Bal:代表インタフェース
サブネットの情報をフォルダ構成情報CSVとして作成します。
例えば、ノード一覧ツリーの表示名が”server”で、ロードバランサが自部門に所属する場合、フォルダ構成情報CSVファイルは以下のように作成します。
"FOLDER","\server\自部門\10.30.120.0",,3,,,,"10.30.120.0","255.255.255.0","public" "FOLDER","\server\自部門\192.168.10.0",,3,,,,"192.168.10.0","255.255.255.0","public"
フォルダ構成情報CSVファイルを指定して、構成情報入出力コマンドを実行します。
mpcmcsv -m ADD -f <フォルダ構成情報CSVファイル名>
ロードバランサのノード情報をノード構成情報CSVファイルとして作成します。今回の例では、以下のように作成します。
"NODE","bal",,,,"SLB",,,,,,,,,,,,,,,1,"bal","10.30.120.10","255.255.255.0",,,,, "NODE","bal",,,,"SLB",,,,,,,,,,,,,,,,"bal1","192.168.10.101","255.255.255.0",,,,, "NODE","bal",,,,"SLB",,,,,,,,,,,,,,,,"bal2","192.168.10.102","255.255.255.0",,,,,
ノード構成情報CSVファイルを指定して、構成情報入出力コマンドを実行します。
mpcmcsv -m ADD -f <ノード構成情報CSVファイル名>
これらの操作により、業務管理画面のノード一覧ツリーにロードバランサのノードおよびその所属するセグメントフォルダが登録されます。
構成情報の入出力コマンドの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアルを参照してください。
フォルダ構成情報の登録コマンドおよびノード構成情報の登録コマンドを実行した後、仮想ノードの登録コマンドを実行することで、仮想ノードを含めた監視マップの作成および「仮想ノードの監視」ポリシーによる監視を行うことができるようになります。
ここでは前述のロードバランサに、以下の業務毎の仮想IPと実構成する実サーバが登録されている場合を例に説明します。
仮想ノード
仮想ノード名 |
仮想IPアドレス |
ネットマスク |
業務-1 |
192.168.20.101 |
255.255.255.0 |
業務-2 |
192.168.20.102 |
255.255.255.0 |
サーバ
ホスト名 |
代表IPアドレス |
ネットマスク |
業務 |
Host-1 |
192.168.20.111 |
255.255.255.0 |
業務-1 |
Host-2 |
192.168.20.112 |
255.255.255.0 |
業務-1 |
Host-3 |
192.168.20.113 |
255.255.255.0 |
業務-1,業務-2 |
Host-4 |
192.168.20.114 |
255.255.255.0 |
業務-2 |
Host-5 |
192.168.20.115 |
255.255.255.0 |
業務-2 |
ロードバランサに登録されている仮想ノードと業務を構成するサーバの情報を仮想ノード構成情報CSVファイルとして作成します。今回の例では、以下のように作成します。
"VIRTUALNODE","192.168.20.101","255.255.255.0","業務-1" "VIRTUALNODE","192.168.20.102","255.255.255.0","業務-2" "SLBLINK","192.168.20.101","10.30.120.10" "SLBLINK","192.168.20.102","10.30.120.10" "VIRTUALLINK","192.168.20.101","192.168.20.111" "VIRTUALLINK","192.168.20.101","192.168.20.112" "VIRTUALLINK","192.168.20.101","192.168.20.113" "VIRTUALLINK","192.168.20.102","192.168.20.113" "VIRTUALLINK","192.168.20.102","192.168.20.114" "VIRTUALLINK","192.168.20.102","192.168.20.115"
仮想ノード構成情報CSVファイルを指定して、仮想ノード登録コマンドを実行します。
mpnmvnc -m ADD -f <仮想ノード構成情報CSVファイル名>
仮想ノードの登録コマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
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