Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
ノード状態の監視の設定は、ルータやファイルサーバなどの重要なノードの状態を、集中的に監視する場合に設定します。ノード状態の監視を設定したノードは、ノードの状態を監視し、状態に変化があった場合にトラップとして通知されます。ノードの状態変化とは、停止状態への遷移または起動状態への遷移のことです。ルータがダウンした場合、そのルータ配下のノードの停止通知、異常通知は行いません。ノード状態の監視の設定では、以下の項目を設定します。
設定する項目 |
意 味 |
対象 |
ノード状態の監視の対象を設定します。 |
条件 |
トラップ通知を行うノードの状態変化の条件を設定します。 |
ポーリング |
ポーリング間隔、ポーリング処理を行う時間帯、ポーリングのタイムアウト時間を設定します。 1〜999分の間隔で指定します(初期値: 60分) |
ノード状態の監視の対象にするかどうか、トラップ通知するノード状態の変化、およびポーリング間隔について設定します。
ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
ポーリングの設定
[ポーリング間隔指定]を選択した場合には、動作時間帯の開始時刻に必ず最初のポーリングが行われます。また、動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始すると終了時刻を過ぎても、処理が終了するまで実行されます。
ノード状態の監視のポリシーは、以下の単位で設定できます。
設定したポリシーは、以下のように扱われます。
ノードの状態変化は、トラップ通知されます。インストール直後は、前回のノードの状態が不明のため、最初のポーリングではトラップ通知されません。2回目以降のポーリングで、トラップ通知されます。トラップの通知を受けると、以下のメッセージが監視イベント一覧に出力されます。
トラップ通知 |
メッセージ |
ノードが停止状態に遷移した場合 |
“ノードとの通信が不可となりました.” |
ノードが起動状態に遷移した場合 |
“ノードとの通信が可能となりました.” |
Systemwalkerコンソールで、表示されていないノードから送信されたトラップは、監視イベント一覧に表示されません。
Windows(R)版 SystemWalker/CentricMGR V4.0の部門管理サーバにノード状態の監視を設定した場合
部門管理サーバを再起動(IPL)したのと同じ状態になるため注意してください。例を以下に示します。
- 監視対象ノードに対して、以下のポリシー設定を行っていた場合
- [停止状態への遷移で通知]オプションボタンを選択します。
- [前回終了時の状態を引き継ぐ]チェックボックスのチェックをはずします。
- 停止状態でトラップ通知を行います。
- ポーリング間隔を変更して部門管理サーバにポリシー配付を行います。
- 2)で既にトラップ通知済みにもかかわらず、再度停止状態のトラップ通知を行います。
ノードが動作中にもかかわらず、「ノードとの通信が不可となりました」のSNMPトラップが通知される
Systemwalker Centric Managerは、ノードの状態を確認するために、監視対象ノードの代表インタフェースに対してポーリングを行います。したがって、代表インタフェースに設定したインタフェースが通信不可となった場合、ノードが動作中にもかかわらず、停止中と判断され、「ノードとの通信が不可となりました」のSNMPトラップが通知されることがあります。
目次
索引
![]() ![]() |