Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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発生した監視イベントに対してあらかじめ復旧コマンドを設定しておくことで、特定のトラブル発生時に、自動的に復旧コマンドを起動し、自動的に対処することができます。復旧コマンドだけでなく、メールやポケットベルによる管理者への自動通知もできます。
このように、監視イベントに対して復旧コマンドや管理者への通知方法を定義しておくことをアクション定義といいます。アクション定義は、イベント監視の条件の1つとして定義します。イベント監視の条件やアクション定義の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
自動実行可能なアクションを以下に示します。
自動アクションは、それぞれのサーバで実行します。
ただし、音声による通知、ポケットベル通知、Microsoft(R)-Mail送信、ポップアップメッセージ通知は、Solaris OEサーバの場合はサーバ自身では実行できません。これらのアクションについては、運用管理クライアント、または、クライアントで実行するように定義します。
また、Microsoft(R)-Mail送信は、Windows NT(R)だけ実行可能です。
自動アクションは、1つのイベントに対して複数定義することができます。
アクション管理機能
アクション管理機能では、アクションの実行状況を監視することができます。音声通知、メール送信、ポップアップ、ポケットベルの各アクションを監視および操作することができます。
監視したいアクション種別だけをアクション管理ウィンドウに表示させることができるので、アクションの実行状況をひと目で監視できます。また、自動アクションの情報は一覧表示だけでなく、自動アクションごとに詳細な情報を表示することもできます。
さらに、実行待ちの自動アクションに対して、実行の一時停止や削除などの操作を行うことができます。実行されるアクションが多いなどの理由で、自動アクションが実行されないときに、自動アクションの実行順序を変更してほかのアクションよりも先に実行させて運用を効率化することができます。
HP-UX版、AIX版Systemwalker Centric Manager使用時の注意
HP-UXおよびAIXではhttps、S/MIMEが未サポートのため、これらの機能は使用できません。HP-UX版、AIX版Systemwalker Centric Manager使用時には、アクションとして電子メール送信を行う場合、S/MIMEを使用しないでください。
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