Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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ネットワーク機器とシステムの稼働状況の監視について説明します。
ルータなどのネットワーク機器、サーバ、クライアントなどをあわせてノードと呼びます。ネットワークに接続されているサーバやクライアント、ルータやゲートウェイなどのネットワーク機器(ノード)の稼働状況を、集中して監視します。
ノードの稼動状況は、対象ノードに対し、pingによるポーリングまたはSNMPによるインタフェース情報のMIB収集によりノードの状態を監視します。
ノードの稼働状況の監視には、以下の2とおりがあります。
サーバ、ルータなどのノードに対して、稼働/停止等の状態を監視画面に表示します。稼働/停止等の状態は、一定間隔ごとにポーリング、および任意のタイミングで監視し、稼働/停止等の状態をSystemwalkerコンソールの監視マップに表示されているアイコンの枠に色で表示します。Systemwalkerコンソールから一目で稼働、停止等のノードの状態が確認できます。
表示色と状態の関係を以下の表に示します。
表示色 |
ノードの状態 |
緑色 |
ノードが起動状態かつSNMPエージェント動作中。 |
青色 |
ノードが起動状態かつSNMPエージェント動作中かつ一部インタフェースが停止中。 |
水色 |
ノードが起動状態かつSNMPエージェント未起動。 |
黄色 |
ノードが未起動状態。 |
白色 |
ノード状態が取得できていない。(ノードの状態を監視していない) |
監視マップの表示例を以下に示します。
サーバ、ルータなどのノードに対して、状態の変化を集中的に監視します。ノード状態の監視は、特定の時刻や一定間隔ごとのポーリング、および任意のタイミングで監視し、停止状態への遷移または起動状態への遷移をメッセージで通知します。ファイルサーバやルータなどの特に重要なノードの状態変化を集中的に監視する場合に使用します。監視対象として設定したノードについて、ノードの状態変化が監視され、状態の変化はトラップとして通知されます。
IPv4/IPv6デュアルスタックノードに対しては、IPv6インタフェースの稼動監視スクリプトにより、IPv6インタフェースの稼動監視が可能です。
ロードバランサなどの複数サーバを仮想的に表現可能な機器に対しては、個々のサーバの稼働状況をもとにその仮想ノードの稼働状態を監視します。(仮想ノード監視)
また、DHCPクライアントのノード状態についても監視を行います。接続状況を定期的に監視し、新規追加、IPアドレスの変更、削除、および管理外端末からの接続を認識することができます。
ノードの状態の変化があった場合は、それぞれ以下のようなメッセージが監視イベント一覧に出力されます。
なお、ノード状態の監視は、SNMPエージェントが搭載されていないノードに対しても可能です。
HP-UX版、AIX版での仮想ノード監視
HP-UX、AIXでは、仮想ノードの監視はできません。
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