Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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第2章 ジョブスケジューラコマンド
2.3 旧バージョンからの移行コマンド
2.3.1 jobschconvertコマンド
■記述形式
jobschconvert [SJIS|EUC] [-sys { all | サブシステム番号}] (注) |
注)“[-sys { all | サブシステム番号}] ”はSystemwalker OperationMGR EEのオペランドです。
■機能説明
旧バージョンのジョブスケジューラのデータベースを本バージョンで使用できるデータベースに変換します。
■オペランド
◆SJIS
データベース中に含まれている文字コードをSJISに変換します。
◆EUC
データベース中に含まれている文字コードをEUCに変換します。
[EE]
◆-sys { all | サブシステム番号}
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオペランドです。このオペランドを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
all
すべてのサブシステムを操作対象とします。
サブシステム番号
操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。
■注意事項
- 変換前の文字コードは自動判定します。
- オペランドを省略した場合、データベース中に含まれている文字コードは変換しません。
- jobschconvertコマンドは、システム管理者(スーパ・ユーザ)のみ実行できます。一般利用者は、jobschconvertコマンドを使用することはできません。
- 本コマンドは、Systemwalker OperationMGRの以下のデーモンが停止状態である時にのみ起動可能です。
- カレンダ名として、/?*;,\”<>|:などが指定されていたものについては、移行されません。
- 本バージョンで使用できるデータベースに対して本コマンドを実行した場合は、データベース中に含まれている文字コードの変換のみを行います。
- 変換前の文字コードがUTF-8の場合、EUCオペランドおよびSJISオペランドを指定してもコード変換は行われません。
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