Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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上へ第13章 ジョブの終了コード

13.1 ジョブスケジューラの終了コード

ジョブの終了コードのうち、201〜256までの値はジョブスケジューラで設定されています。ジョブスケジューラが返すジョブの終了コーとその意味を以下に示します。

■ジョブスケジューラが設定するジョブの終了コードとその意味

終了コード

意 味

201〜231

ジョブがシグナルで終了しました。終了コードは、“200+シグナル番号”です。ただし、終了コード201、213、218、224、226および227はジョブスケジューラに無視されます。

232〜237

(現在未使用ですが、ジョブスケジューラに予約されています。)

238

ジョブネット管理者の権限設定(initgroupsシステムコール)が失敗しました。

239

ジョブを実行中にジョブスケジューラデーモンが停止しました。

240〜242

(現在未使用ですが、ジョブスケジューラに予約されています。)

243

ジョブ実行制御属性またはPowerAIM属性のジョブの実行に失敗しました。

244〜249

(現在未使用ですが、ジョブスケジューラに予約されています。)

250

ジョブネット管理者の情報取得(getpwnamシステムコール)が失敗しました。なお、旧バージョン互換(旧・標準)属性以外の時に、指定されたジョブが存在しなかった場合があります。(注1)

251

ジョブネット管理者の権限設定(setgidシステムコール)が失敗しました。

252

ジョブネット管理者の権限設定(setuidシステムコール)が失敗しました。

253

ジョブに指定されたディレクトリへの移動(chdirシステムコール)が失敗しました。

254

ジョブの起動(execvpシステムコール)が失敗しました。

255

ジョブの起動(forkシステムコール)が失敗しました。
旧バージョン互換(旧・標準)属性以外の場合、ジョブの終了コードが 256以上です。(注2)

256

ジョブが強制終了されました。

注1)  旧バージョン互換(旧・標準)属性以外の時にジョブが存在しなかった場合は、
       ジョブの前回履歴シートにエラーメッセージが出力されます。
注2)  実際の終了コードが 256以上の場合は、ジョブの履歴表示ウィンドウで
       以下のように表示されます。

・・・ended code=255.(実際の終了コード)


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