Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第3章 イベントビューアまたはsyslog以外に出力されるメッセージ

3.2 カレンダコマンドの出力メッセージ

本節では、カレンダコマンドの出力メッセージについて説明します。

MpJmCal: ERROR: 0050 :共有ディスク上のディレクトリが存在しません。

MpJmCal: ERROR: 0050 :The directory does not exist on the shared disk.

【メッセージの意味】

指定したディレクトリは存在していません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

クラスタシステムをオンラインの状態にし、指定した共有ディスク上のディレクトリが参照可能な状態になっていることを確認してください。

MpJmCal: ERROR: 0051 :パラメタの指定に誤りがあります。

MpJmCal: ERROR: 0051 :Invalid parameter.

【メッセージの意味】

パラメタの指定に誤りがあります。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

パラメタの指定内容の確認を行ったあと再度実行を行ってください。

MpJmCal: ERROR: 0052 :カレンダ環境設定ファイルの作成・更新に失敗しました。

MpJmCal: ERROR: 0052 :Failed to create or update the setup file for calendar environment.

【メッセージの意味】

カレンダ環境設定ファイルの変更に失敗しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGRのインストールディレクトリにアクセス制限が設定されていないか確認してください。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0053 :カレンダサービスへの接続に失敗しました。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0053 :Failed to connect to the Calendar service.

【メッセージの意味】

カレンダサービスが起動していません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

カレンダサービスの起動を行った後、再度実行を行ってください。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0054 :カレンダデーモンへの接続に失敗しました。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0054 :Failed to connect to the Calendar daemon.

【メッセージの意味】

カレンダデーモンが起動していません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

カレンダデーモンの起動を行った後、再度実行を行ってください。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0055 :カレンダサービスが起動中のため実行することはできません。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0055 :Cannot perform the operation because the Calendar service is currently starting.

【メッセージの意味】

カレンダサービスが起動中になっています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

カレンダサービスの停止を行った後、再度実行を行ってください。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0056 :カレンダデーモンが起動中のため実行することはできません。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0056 :Cannot perform the operation because the Calendar daemon is currently starting.

【メッセージの意味】

カレンダデーモンが起動中になっています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

カレンダデーモンの停止を行った後、再度実行を行ってください。

MpJmCal: ERROR: 0057 :実行権限がありません。

MpJmCal: ERROR: 0057 :Unauthorized to perform the operation.

【メッセージの意味】

実行を行うためのユーザ権限がありません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

管理者ユーザによって再度実行を行ってください。

MpJmCal: ERROR: 0058 :エディションが異なるため起動することができません。

MpJmCal: ERROR: 0058 :Invalid edition. Cannot perform the operation.

【メッセージの意味】

エディションが異なるため起動することができません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

本機能はSE版の製品ではご使用になれません。

MpJmCal: ERROR: 0059 :反映先ホスト定義ファイルの再読み込みに失敗しました。

MpJmCal: ERROR: 0059 :Failed to reread the file that defines hosts to apply the schedule.

【メッセージの意味】

反映先ホスト定義ファイル(calcphost.def)の読み込みに失敗しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

以下を確認してください。

MpJmCal: ERROR: 0060 :反映先ホスト定義ファイルの作成・更新に失敗しました。

MpJmCal: ERROR: 0060 :Failed to create or modify the file that defines hosts to apply the schedule.

【メッセージの意味】

反映先ホスト定義ファイル(calcphost.def)の作成・変更に失敗しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGRのインストールディレクトリにアクセス制限が設定されていないか確認してください。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0061 :アカウント情報の取得に失敗しました。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0061 :Failed to obtain the account information.

【メッセージの意味】

コンピュータ名、グループ名、ユーザ名の情報取得に失敗しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

OSのネットワーク設定が正しく行われているか確認してください。

MpJmCal: ERROR: 0062 :メモリ不足が発生しました。

MpJmCal: ERROR: 0062 :Out of memory.

【メッセージの意味】

メモリが不足しています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

他のソフトウェアを終了させてください。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0063 :レジストリキーのオープンに失敗しました。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0063 :Failed to open the registry key.

【メッセージの意味】

Systemwalker OperationMGRに必要なレジストリ情報が存在しません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGRを再インストールしてください。問題が解決しない場合は、富士通技術員までご連絡ください。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0064 :レジストリから値の取得に失敗しました。

[Windows]MpJmCal: ERROR: 0064 :Failed to obtain values from the registry.

【メッセージの意味】

Systemwalker OperationMGRに必要なレジストリ情報の取得ができません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGRを再インストールしてください。問題が解決しない場合は、富士通技術員までご連絡ください。

MpJmCal: ERROR: 0065 :転送元ディレクトリが見つかりません。

MpJmCal: ERROR: 0065 :Cannot find the source directory to send the data.

【メッセージの意味】

現在登録されているパス情報のディレクトリが存在していません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

現在登録済みのパス情報を確認し、指定のパスを参照できるように設定してください。

MpJmCal: ERROR: 0066 :データの移動に失敗しました。

MpJmCal: ERROR: 0066 :Failed to move the data.

【メッセージの意味】

データの移動に失敗しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

現在登録されているパス情報のディレクトリ配下、及びパラメタに指定したパスのディレクトリ配下にアクセス制限が設定されていないか確認してください。

MpJmCal: ERROR: 0067 :ディレクトリの指定内容が正しくありません。

MpJmCal: ERROR: 0067 :Invalid path to the directory.

【メッセージの意味】

指定したパス情報の記述が不適切です。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

指定したパス情報の記述を確認し、再度実行してください。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0068 :カレンダデーモンの起動順序変更に失敗しました。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0068 :Failed to change the start order of the calendar daemon.

【メッセージの意味】

カレンダデーモンの起動順序を変更することができません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

以下のファイルの作成・削除が可能なアクセス権限があることを確認してください。

Solaris OE版: /etc/rc3.d/S28JMCAL

HP版: /sbin/rc3.d/S28JMCAL

Linux版: /etc/rc3.d/S28JMCAL

MpJmCal: ERROR: 0069 :クラスタ運用を行っていないため、本コマンドを使用することはできません。

MpJmCal: ERROR: 0069 :This command can be executed only in a cluster environment.

【メッセージの意味】

カレンダについてのクラスタ運用の設定がされていません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

コマンド“calsetcluster”を使用し、クラスタ運用設定を行ってください。その後、再度実行してください。

MpJmCal: ERROR: 0070 :カレンダ環境設定ファイルの読み込みに失敗しました。

MpJmCal: ERROR: 0070 :Failed to read the setup file for calendar environment.

【メッセージの意味】

カレンダ環境設定ファイルの読み込みに失敗しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

再度実行しても、失敗する場合は環境を再構築してください。


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