Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 イベントビューアまたはsyslogに出力されるメッセージ

2.13 MpStemで始まるメッセージ

本節では、MpStemで始まるメッセージについて説明します。

MpStemで始まるメッセージは、スケジュール分散が出力するメッセージです。

[UNIX]MpStem: INFO: 10001: スケジュール情報の作成を開始しました。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: INFO: 10001: Creating schedule information. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

運用日管理のスケジュールの抽出・適用を行うスケジュール管理コマンドが起動されました。yyyymmddは、スケジュールを行う運用日です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を継続します。

[UNIX]MpStem: INFO: 10002: スケジュール情報の作成を完了しました。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: INFO: 10002: Created the schedule information. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

運用日管理のスケジュールの抽出・適用が正常に完了しました。yyyymmddは、スケジュールされた運用日です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

正常終了

[UNIX]MpStem: INFO: 10003: スケジュール情報は既に作成済みのため、作成されませんでした。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: INFO: 10003: Schedule information already exists. Could not create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

yyyymmddの運用日のスケジュール作成は実施済のため、新たにスケジュール作成を行う必要はありません。日変わり時刻到来時、ジョブスケジューラデーモンの起動時、または当日のスケジュール実行を行ったときに出力されます。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

正常終了

[UNIX]MpStem: INFO: 10006: 運用変更が正常に行われました。

[UNIX]MpStem: INFO: 10006: Operation Change has been completed successfully.

【メッセージの意味】

事前登録してあった運用変更情報がリリース日を迎えたため、マスタ情報に反映しました。

【システムの処理】

処理を継続します。

[UNIX]MpStem: INFO: 10010: 前日までに終了していないジョブネットが存在しています。

[UNIX]MpStem: INFO: 10010: A job net on the previous day is not completed.

【メッセージの意味】

日変わり時刻到来時に前日までにスケジュールされたジョブネットで未完了のジョブネットが存在しています。

【システムの処理】

処理を継続します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]ウィンドウで、未完了ジョブネットを確認して対処を行ってください。

[UNIX]MpStem: INFO: 10015: プロジェクト数が上限値を超えたため過去のスケジュールを退避しました。

[UNIX]MpStem: INFO: 10015: The number of projects reached the maximum. Created a backup of obsolete schedules.

【メッセージの意味】

スケジュール登録時にプロジェクト数が上限値を超えたため、過去スケジュール情報を/var/opt/FJSVstem/stemDB*/moveディレクトリ(*はサブシステム番号)に退避しました。

【システムの処理】

処理を継続します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10100: スケジュール情報は既に作成済みのため、作成できません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10100: Schedule information already exists. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

yyyymmddの運用日のスケジュール作成は実施済のため、新たにスケジュール作成を行うことはできません。運用日指定でオペレータがスケジュール管理コマンドを起動したときに出力されます。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール作成後にマスタDBの情報を変更したため、新たにスケジュール作成を行いたい場合は、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからの再スケジュール、またはスケジュール管理コマンドを再スケジュールモードで起動することにより再作成できます。記述形式を以下に記述します。
stemManager -d yyyymmdd -force

[UNIX]MpStem: ERROR: 10101: スケジュール情報は既に作成中のため、作成できません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10101: Schedule information is currently being created. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

日変わり時刻でのスケジュール作成時に同一運用日でスケジュール作成途中のデータが存在しているため、スケジュールの作成はできませんでした。運用日指定でオペレータがスケジュール管理コマンドを実行して、スケジュール作成に失敗した可能性があります。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行することで、前回失敗時のリカバリを行い、スケジュールを作成します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10102: スケジュール情報は他で作成中のため、作成できません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10102: Schedule information is currently being created by another process. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

スケジュール管理コマンドが二重起動されました。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール状況を監視/操作するウィンドウで、スケジュールの状況を確認してください。作成中のスケジュールが完了した後、未来のスケジュールを実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10103: スケジュール情報の作成に失敗しました。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10103: Failed to create schedule information.

【メッセージの意味】

スケジュール情報を作成するための環境で問題が発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10104: スケジュール情報の抽出に失敗しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10104: Failed to extract the schedule information.

【メッセージの意味】

スケジュール情報をマスタDBから抽出する際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10105: スケジュール管理ファイルの書き込みに失敗しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10105: Failed to write the schedule management file.

【メッセージの意味】

スケジュール管理コマンドにおいて、スケジュール作成状況の情報保存でエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10106: スケジュール情報の配付に失敗しました。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10106: Failed to distribute the schedule information. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール情報を管理サーバからスケジュールサーバに配付する際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10107: スケジュール情報の登録に失敗しました。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10107: Failed to register the schedule information. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール情報をジョブスケジューラに登録する際にエラーが発生しました。ジョブスケジューラ機能の動作状況を確認してください。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10108: スケジュールサーバが存在しません。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10108: Schedule server does not exist. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール管理コマンドの起動時に指定したスケジュールサーバ、または、抽出したスケジュール情報のスケジュールサーバが存在していません。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュールサーバの定義を確認し、正しいスケジュールサーバ名を指定してスケジュール管理コマンドを実行します。または、ジョブネット定義情報のデフォルトホスト名をスケジュールサーバに指定したホスト名に一致させた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10109: データが不当なため、プロジェクト情報の登録に失敗しました。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10109: Invalid data. Failed to register the project information. (XXXX)

【メッセージの意味】

プロジェクトのデータが壊れている、または所有者/アクセス権に設定されているユーザが存在しないため、スケジュールサーバのSystemwalker OperationMGRに組み込む際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: プロジェクト名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGRに登録されているプロジェクト情報を確認してください。問題がなければプロジェクトマスタ登録コマンドを実行した後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
(プロジェクト名)の欄にプロジェクト名がない場合、プロジェクト名管理情報にも異常が発生しているため、詳細エラー情報を見てどのプロジェクトでデータ破壊エラ−があったかを判断し、上記リカバリを行ってください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10110: データが不当なため、スケジュール情報の登録に失敗しました。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10110: Invalid data. Failed to register the schedule information. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール抽出データが壊れているために、Systemwalker OperationMGRに組み込む際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10112: スケジュールサーバとの通信に失敗しました。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10112: Failed to communicate with Schedule Server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバとの通信でエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

以下を確認し、問題を取り除いてください。

その後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュールを実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10113: スケジュールサーバの定義に同じホスト名が重複して定義されています。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10113: Same host name is defined more than once in the definition on Schedule Server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバの定義に同名のホストが存在します。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの「スケジュールサーバ」で、分散するサーバを確認のうえ、修正してください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10114: スケジュールサーバの定義に同じIPアドレスが重複して定義されています。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10114: Same IP address is defined more than once in the definition on Schedule Server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバの定義に同じIPアドレスが存在します。

【パラメタの意味】

XXXX: IPアドレス

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの「スケジュールサーバ」で、分散するサーバのIPアドレスを確認のうえ、修正してください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10119: 環境が正しく構築されていません。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10119: Environment is not configured correctly. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール分散環境が正しく構築されていません。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで環境を確認してください。モードに“設置異常”が表示されている場合は、再度モードを設定して適用することで再構築されます。また、errdump.logでスケジュールサーバの設定異常の場合は、スケジュールサーバのリストを確認して編集/解除の操作を行い、適用してください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10123: 過去のスケジュール情報は作成できません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10123: Cannot create schedule information for the past date. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

過去の日付に対して、運用日管理のスケジュールは実施できません。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

過去のスケジュール情報は作成しないでください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10124: スケジュール情報の取り消しに失敗しているため、スケジュール作成はできません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10124: Deletion of the schedule information failed previously. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

指定の運用日はスケジュールの取り消しで異常が発生している状態のため、スケジュールを作成することはできません。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logでスケジュールの取り消しエラーの問題を取り除き、スケジュールの取り消しを行ってください。取り消し後、スケジュールの作成ができます。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10130: スケジュール情報の適用に失敗しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10130: Failed to apply the schedule information.

【メッセージの意味】

スケジュール情報をSystemwalker OperationMGRに適用する際にエラーが発生しました。Systemwalker OperationMGRの動作状況を確認してください。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで原因を取り除いた後に、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからスケジュール実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10131: サブシステム環境が作成されていません。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10131: Subsystem environment is not created.

【メッセージの意味】

Systemwalker OperationMGR のサブシステムが作成されていません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGR のサブシステムを作成後、スケジュール分散環境設定で環境設定をやり直してください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10132: スケジュール環境設定ファイルに不当な値が設定されています。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10132: Invalid value is specified in the schedule configuration file.

【メッセージの意味】

スケジュール環境設定ファイルが壊れています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

バックアップでデータが退避してある場合、退避先の以下のファイルを復元してください。

退避先ディレクトリ/FJSVstem/stemDB*/etc/stemmanager.ini(*はサブシステム番号)

リストアをした場合、バックアップを行った時期によりスケジュール状況を保管するDBが戻ってしまい、一部情報が抜けることがあります。

バックアップデータがない場合、以下のファイルを削除して新規にスケジュール環境設定を行う必要があります。

/var/opt/FJSVstem/stemDB*/etc/stemmanager.ini(*はサブシステム番号)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10133: 30日先の未来のスケジュールはできません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10133: Can only schedule 30 days into the future. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

未来のスケジュール可能な日付は当日から30日以内です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

30日を超えた未来のスケジュールをしないでください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10134: 年をまたいだ過去のスケジュールはできません。(yyyymmdd)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10134: Cannot schedule for a date in the previous year. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

年をまたいでしまった場合、過去の起動日情報が失われてしまうため、スケジュール実行ができなくなります。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

年をまたいだ過去のスケジュールをしないでください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10136: 運用変更に失敗しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10136: Operation Change has failed.

【メッセージの意味】

運用日のスケジュール実行時の運用変更で問題が発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するかスケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10137: 運用変更の予定チェックに失敗しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10137: Failed to check the schedule for Operation Change.

【メッセージの意味】

運用日のスケジュール実行時の運用変更の有無をチェックする際に問題が発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するかスケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10138: 前日までに運用変更が失敗しているため、スケジュールは実行できません。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10138: Cannot run the schedule because Operation Change failed for up to the previous date.

【メッセージの意味】

前日までの運用変更が残っているため、新たにスケジュールの作成ができない状態になっています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

異常の発生している運用日のスケジュールを完了させた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するかスケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10139: 運用日のスケジュールが未作成のため、スケジュールサーバ指定のスケジュールはできません。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10139: No operation is scheduled by dates. Cannot schedule using Schedule Server.

【メッセージの意味】

新規に運用日のスケジュールを作成する場合、スケジュールサーバ指定では実行できません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

新規にスケジュールを作成する場合は、サブシステム単位でスケジュールを実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10143: サーバ間で仮想時間の同期がとれていません。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10143: Virtual time is not in sync between servers. (XXXX)

【メッセージの意味】

管理サーバとスケジュールサーバで仮想時間の同期がとれていないため、スケジュールの分散ができません。同期のとれていないスケジュールサーバ名が表示されています。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの仮想時間の設定で同期を行ってください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10144: プロジェクトのマスタ設定情報が読み込めません。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10144: Cannot read the master setting of the project. (XXXX)

【メッセージの意味】

プロジェクトのマスタ設定情報が正しく登録されていません。

【パラメタの意味】

XXXX: プロジェクト名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

再度、プロジェクトのマスタ設定(stemSetPrjMaster.sh)を行ってください。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10145: スケジュール情報の登録を確認できませんでした。(XXXX)

[UNIX]MpStem: ERROR: 10145: Could not check if the schedule information is registered. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール実行において、管理サーバ側でスケジュールサーバのスケジュール情報の登録状況の確認に失敗しました。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10146: 管理サーバへの通知に失敗しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10146: Failed to notify the management server.

【メッセージの意味】

スケジュールサーバ側でスケジュールの適用状況を管理サーバに通知するときにエラーが発生しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10147: スケジュールの適用で異常が発生しました。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10147: An error occurred while applying the schedule.

【メッセージの意味】

スケジュール情報の適用処理を行う前にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

errdump.logで原因を取り除いた後に、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからスケジュール実行します。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10148: スケジュールサーバが追加されているため、異常状況に対するスケジュールの実行はできません。

[UNIX]MpStem: ERROR: 10148: A schedule server has been added. Cannot start the schedule for error status.

【メッセージの意味】

スケジュール分散での運用形態を1台のサーバから複数サーバでの運用形態に変更した場合、1台の運用形態で発生したスケジュールの異常はリカバリできません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

異常状況のスケジュールを取り消して、再度スケジュールを実行するか、運用形態を1台のサーバに戻して、スケジュールの実行(リカバリ)を行ってください。スケジュールの取り消し/スケジュールの実行は、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウで実行します。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10201: スケジュールを作成する情報が存在しません。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10201: There is no information to create a schedule.

【メッセージの意味】

対象日に実行するスケジュールが存在しません。

【システムの処理】

処理を継続します。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10202: スケジュール環境設定ファイルに不当な値が設定されています。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10202: Invalid value is specified in the schedule configuration file.

【メッセージの意味】

スケジュール環境設定ファイル(/var/opt/FJSVstem/stemDB*/etc/stemmanager.ini(*はサブシステム番号))に設定されている値に誤りがあります。設定項目はデフォルト値で動作します。

【システムの処理】

デフォルト値で処理を継続します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスから内容を確認して、保存しなおしてください。[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで不正な値は初期値に戻されます。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10203: スケジュール情報の登録処理中です。(XXXX)

[UNIX]MpStem: WARNING: 10203: Registering the schedule information... (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュ−ルの組み込み処理が二重に行われました。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

後の組込み処理は中止する。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10204: 事前に登録された情報の削除に失敗しました。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10204: Failed to delete the registered information.

【メッセージの意味】

スケジュール実行時に運用変更は正常に完了したが、運用変更用に登録してあるスケジュール情報の削除に失敗しました。

【システムの処理】

処理を継続します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker OperationMGRクライアントから、運用変更リリース日のプロジェクトの状態を確認のうえ、削除を行ってください。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10206: 設定するサブシステムが存在しませんでした。

[UNIX]MpStem: WARNING: 10206: There is no subsystem to configure.

【メッセージの意味】

IPアドレスの設定対象となるサブシステムが存在しませんでした。

【システムの処理】

処理を行いませんでした。

【システム管理者の処置】

運用日管理モードになっているサブシステムが存在するか、指定したスケジュールサーバが存在するかを確認して、再度スケジュール分散環境設定コマンドを実行してください。


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