Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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本節では、MpStemで始まるメッセージについて説明します。
MpStemで始まるメッセージは、スケジュール分散が出力するメッセージです。
【メッセージの意味】
運用日管理のスケジュールの抽出・適用を行うスケジュール管理コマンドが起動されました。yyyymmddは、スケジュールを行う運用日です。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を継続します。
【メッセージの意味】
運用日管理のスケジュールの抽出・適用が正常に完了しました。yyyymmddは、スケジュールされた運用日です。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
正常終了
【メッセージの意味】
yyyymmddの運用日のスケジュール作成は実施済のため、新たにスケジュール作成を行う必要はありません。日変わり時刻到来時、ジョブスケジューラデーモンの起動時、または当日のスケジュール実行を行ったときに出力されます。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
正常終了
【メッセージの意味】
事前登録してあった運用変更情報がリリース日を迎えたため、マスタ情報に反映しました。
【システムの処理】
処理を継続します。
【メッセージの意味】
日変わり時刻到来時に前日までにスケジュールされたジョブネットで未完了のジョブネットが存在しています。
【システムの処理】
処理を継続します。
【システム管理者の処置】
[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]ウィンドウで、未完了ジョブネットを確認して対処を行ってください。
【メッセージの意味】
スケジュール登録時にプロジェクト数が上限値を超えたため、過去スケジュール情報を/var/opt/FJSVstem/stemDB*/moveディレクトリ(*はサブシステム番号)に退避しました。
【システムの処理】
処理を継続します。
【メッセージの意味】
yyyymmddの運用日のスケジュール作成は実施済のため、新たにスケジュール作成を行うことはできません。運用日指定でオペレータがスケジュール管理コマンドを起動したときに出力されます。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
スケジュール作成後にマスタDBの情報を変更したため、新たにスケジュール作成を行いたい場合は、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからの再スケジュール、またはスケジュール管理コマンドを再スケジュールモードで起動することにより再作成できます。記述形式を以下に記述します。
stemManager -d yyyymmdd -force
【メッセージの意味】
日変わり時刻でのスケジュール作成時に同一運用日でスケジュール作成途中のデータが存在しているため、スケジュールの作成はできませんでした。運用日指定でオペレータがスケジュール管理コマンドを実行して、スケジュール作成に失敗した可能性があります。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行することで、前回失敗時のリカバリを行い、スケジュールを作成します。
【メッセージの意味】
スケジュール管理コマンドが二重起動されました。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
スケジュール状況を監視/操作するウィンドウで、スケジュールの状況を確認してください。作成中のスケジュールが完了した後、未来のスケジュールを実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール情報を作成するための環境で問題が発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール情報をマスタDBから抽出する際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール管理コマンドにおいて、スケジュール作成状況の情報保存でエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール情報を管理サーバからスケジュールサーバに配付する際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール情報をジョブスケジューラに登録する際にエラーが発生しました。ジョブスケジューラ機能の動作状況を確認してください。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール管理コマンドの起動時に指定したスケジュールサーバ、または、抽出したスケジュール情報のスケジュールサーバが存在していません。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
スケジュールサーバの定義を確認し、正しいスケジュールサーバ名を指定してスケジュール管理コマンドを実行します。または、ジョブネット定義情報のデフォルトホスト名をスケジュールサーバに指定したホスト名に一致させた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
プロジェクトのデータが壊れている、または所有者/アクセス権に設定されているユーザが存在しないため、スケジュールサーバのSystemwalker OperationMGRに組み込む際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【パラメタの意味】
XXXX: プロジェクト名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker OperationMGRに登録されているプロジェクト情報を確認してください。問題がなければプロジェクトマスタ登録コマンドを実行した後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
(プロジェクト名)の欄にプロジェクト名がない場合、プロジェクト名管理情報にも異常が発生しているため、詳細エラー情報を見てどのプロジェクトでデータ破壊エラ−があったかを判断し、上記リカバリを行ってください。
【メッセージの意味】
スケジュール抽出データが壊れているために、Systemwalker OperationMGRに組み込む際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュールサーバとの通信でエラーが発生しました。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
以下を確認し、問題を取り除いてください。
その後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュールを実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュールサーバの定義に同名のホストが存在します。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの「スケジュールサーバ」で、分散するサーバを確認のうえ、修正してください。
【メッセージの意味】
スケジュールサーバの定義に同じIPアドレスが存在します。
【パラメタの意味】
XXXX: IPアドレス
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの「スケジュールサーバ」で、分散するサーバのIPアドレスを確認のうえ、修正してください。
【メッセージの意味】
スケジュール分散環境が正しく構築されていません。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで環境を確認してください。モードに“設置異常”が表示されている場合は、再度モードを設定して適用することで再構築されます。また、errdump.logでスケジュールサーバの設定異常の場合は、スケジュールサーバのリストを確認して編集/解除の操作を行い、適用してください。
【メッセージの意味】
過去の日付に対して、運用日管理のスケジュールは実施できません。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
過去のスケジュール情報は作成しないでください。
【メッセージの意味】
指定の運用日はスケジュールの取り消しで異常が発生している状態のため、スケジュールを作成することはできません。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logでスケジュールの取り消しエラーの問題を取り除き、スケジュールの取り消しを行ってください。取り消し後、スケジュールの作成ができます。
【メッセージの意味】
スケジュール情報をSystemwalker OperationMGRに適用する際にエラーが発生しました。Systemwalker OperationMGRの動作状況を確認してください。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで原因を取り除いた後に、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからスケジュール実行します。
【メッセージの意味】
Systemwalker OperationMGR のサブシステムが作成されていません。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker OperationMGR のサブシステムを作成後、スケジュール分散環境設定で環境設定をやり直してください。
【メッセージの意味】
スケジュール環境設定ファイルが壊れています。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
バックアップでデータが退避してある場合、退避先の以下のファイルを復元してください。
退避先ディレクトリ/FJSVstem/stemDB*/etc/stemmanager.ini(*はサブシステム番号)
リストアをした場合、バックアップを行った時期によりスケジュール状況を保管するDBが戻ってしまい、一部情報が抜けることがあります。
バックアップデータがない場合、以下のファイルを削除して新規にスケジュール環境設定を行う必要があります。
/var/opt/FJSVstem/stemDB*/etc/stemmanager.ini(*はサブシステム番号)
【メッセージの意味】
未来のスケジュール可能な日付は当日から30日以内です。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
30日を超えた未来のスケジュールをしないでください。
【メッセージの意味】
年をまたいでしまった場合、過去の起動日情報が失われてしまうため、スケジュール実行ができなくなります。
【パラメタの意味】
yyyymmdd: 日付
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
年をまたいだ過去のスケジュールをしないでください。
【メッセージの意味】
運用日のスケジュール実行時の運用変更で問題が発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するかスケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
運用日のスケジュール実行時の運用変更の有無をチェックする際に問題が発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するかスケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
前日までの運用変更が残っているため、新たにスケジュールの作成ができない状態になっています。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
異常の発生している運用日のスケジュールを完了させた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するかスケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
新規に運用日のスケジュールを作成する場合、スケジュールサーバ指定では実行できません。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
新規にスケジュールを作成する場合は、サブシステム単位でスケジュールを実行します。
【メッセージの意味】
管理サーバとスケジュールサーバで仮想時間の同期がとれていないため、スケジュールの分散ができません。同期のとれていないスケジュールサーバ名が表示されています。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの仮想時間の設定で同期を行ってください。
【メッセージの意味】
プロジェクトのマスタ設定情報が正しく登録されていません。
【パラメタの意味】
XXXX: プロジェクト名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
再度、プロジェクトのマスタ設定(stemSetPrjMaster.sh)を行ってください。
【メッセージの意味】
スケジュール実行において、管理サーバ側でスケジュールサーバのスケジュール情報の登録状況の確認に失敗しました。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで問題を取り除いた後、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
【メッセージの意味】
スケジュールサーバ側でスケジュールの適用状況を管理サーバに通知するときにエラーが発生しました。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
スケジュール状況を監視/操作するウィンドウでスケジュール実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール情報の適用処理を行う前にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、/var/opt/FJSVstem/stemDB*/log/errdump.log(*はサブシステム番号)に出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
errdump.logで原因を取り除いた後に、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウからスケジュール実行します。
【メッセージの意味】
スケジュール分散での運用形態を1台のサーバから複数サーバでの運用形態に変更した場合、1台の運用形態で発生したスケジュールの異常はリカバリできません。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
異常状況のスケジュールを取り消して、再度スケジュールを実行するか、運用形態を1台のサーバに戻して、スケジュールの実行(リカバリ)を行ってください。スケジュールの取り消し/スケジュールの実行は、スケジュール状況を監視/操作するウィンドウで実行します。
【メッセージの意味】
対象日に実行するスケジュールが存在しません。
【システムの処理】
処理を継続します。
【メッセージの意味】
スケジュール環境設定ファイル(/var/opt/FJSVstem/stemDB*/etc/stemmanager.ini(*はサブシステム番号))に設定されている値に誤りがあります。設定項目はデフォルト値で動作します。
【システムの処理】
デフォルト値で処理を継続します。
【システム管理者の処置】
[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスから内容を確認して、保存しなおしてください。[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで不正な値は初期値に戻されます。
【メッセージの意味】
スケジュ−ルの組み込み処理が二重に行われました。
【パラメタの意味】
XXXX: サーバ名
【システムの処理】
後の組込み処理は中止する。
【メッセージの意味】
スケジュール実行時に運用変更は正常に完了したが、運用変更用に登録してあるスケジュール情報の削除に失敗しました。
【システムの処理】
処理を継続します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker OperationMGRクライアントから、運用変更リリース日のプロジェクトの状態を確認のうえ、削除を行ってください。
【メッセージの意味】
IPアドレスの設定対象となるサブシステムが存在しませんでした。
【システムの処理】
処理を行いませんでした。
【システム管理者の処置】
運用日管理モードになっているサブシステムが存在するか、指定したスケジュールサーバが存在するかを確認して、再度スケジュール分散環境設定コマンドを実行してください。
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