Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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同時実行するジョブネットおよびジョブが多い場合や、メッセージ起動のジョブネットが多い場合、ジョブネットおよびジョブの起動が遅れたり、ジョブ実行制御属性のジョブの状態が、ジョブスケジューラで正しく認識できなくなることがあります。
この場合は、以下の方法でメッセージキューを拡張してください。
/etc/systemファイルに以下の設定を追加し、ファイルの編集後にシステムを再起動してください。
set msgsys:msginfo_msgtql=同時起動ジョブネット数(注1) × 4 |
注1)ジョブ実行制御属性のジョブを利用する場合は、同時起動ジョブ数も足して計算してください。
注2)“200”は標準的な値であり、ホスト名や出力ファイルへのパスの長さに依存して変化します。 十分に検証を行って、適切な値を設定してください。
注3)Solaris8、Solaris9では、“msgsys:msginfo_msgseg”の値を設定する必要はありません。
システムの管理マネージャなどを使用して、以下のカーネルパラメタを変更し、カーネルを再作成してください。
MSGTQL 同時起動ジョブネット数(注1) × 4 |
注1)ジョブ実行制御属性のジョブを利用する場合は、同時起動ジョブ数も足して計算してください。
注2)“200”は標準的な値であり、ホスト名や出力ファイルへのパスの長さに依存して変化します。 十分に検証を行って、適切な値を設定してください。
/etc/sysctl.confファイルに以下の設定を追加し、ファイルの編集後にシステムを再起動してください。
kernel.msgmnb = 同時起動ジョブネット数(注1) × 200(注2) |
注1)ジョブ実行制御属性のジョブを利用する場合は、同時起動ジョブ数も足して計算してください。
注2)“200”は標準的な値であり、ホスト名や出力ファイルへのパスの長さに依存して変化します。 十分に検証を行って、適切な値を設定してください。
[EE]
Linux版で複数サブシステム運用を行う場合、使用されるメッセージキューの数は、サブシステム数の4倍になります。そのため、使用可能なメッセージキューの最大数をオーバーしてしまい、サブシステムの起動ができなくなることがあります。
この場合は、/etc/sysctl.confファイルに以下の設定を追加し、システムで使用可能なメッセージキューの最大数を拡張してください。ファイルの編集後にはシステムを再起動してください。
kernel.msgmni=(使用可能なメッセージキューの最大数) |
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