Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

上へ付録D 導入環境の変更
上へD.2 IPアドレス、ホスト名の変更

D.2.2 OperationMGRクライアントのIPアドレス、ホスト名を変更する

OperationMGRクライアントのIPアドレス、ホスト名を変更する場合の変更手順および変更が必要となる項目を説明します。

■変更手順

Systemwalker OperationMGRを導入した環境で、IPアドレス/ホスト名を変更する手順は以下のとおりです。

  1. OperationMGRクライアントのIPアドレス/ホスト名を変更した場合に、どのサーバ/クライアントで、どの項目の変更が必要かを“変更が必要となる項目”を参照してあらかじめ確認します。
  2. 項目によっては、IPアドレス/ホスト名を変更するOperationMGRクライアント以外のOperationMGRサーバの停止、再起動が必要なものがあります。それぞれの項目を参照してください。

  3. OperationMGRクライアントを終了します。また、項目の変更によりSystemwalker OperationMGRを停止する必要があるサーバで、Systemwalker OperationMGRを停止します。
  4. OperationMGRクライアントのIPアドレス/ホスト名を変更します。
  5. 変更が必要となるOperationMGRサーバ/クライアントで項目を変更します。
  6. Systemwalker OperationMGRを停止したサーバを再起動します。また、OperationMGRクライアントを起動します。

変更が必要となる項目

OperationMGRクライアントのIPアドレス、ホスト名を変更する場合、設定の見直しが必要になる項目は以下のとおりです。

業務連携の定義

業務連携機能をインストールしている場合、以下の項目の変更が必要です。

ホスト情報の定義

業務連携機能を利用してクライアントの電源投入を行っている場合、電源投入を行うOperationMGRサーバで、変更後のOperationMGRクライアントのIPアドレス/ホスト名の変更が必要です。

ホスト情報定義ファイル“hostinfo.ini”で、変更後のOperationMGRクライアントのIPアドレス/ホスト名を設定してください。

詳細は、“ホスト情報の定義”を参照してください。

クライアント業務連携コマンドのパラメタ

ジョブとして、クライアント業務連携コマンドが登録されている場合、クライアント業務連携コマンドのパラメタを、変更するOperationMGRクライアントのIPアドレス/ホスト名に変更する必要があります。

クライアント業務連携コマンドをジョブとして定義しているOperationMGRサーバ(スケジュールサーバ)で、ジョブの定義を確認し、変更後のIPアドレス/ホスト名に変更してください。

変更を有効にするために再起動は必要ありませんが、該当する業務が動いていないときに設定してください。

クライアント業務連携コマンドの詳細は、“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2004