Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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第1章 機能概要
1.3 Systemwalker Operation Managerの機能概要
1.3.4 運用形態に応じて利用する機能
1.3.4.5 業務連携
業務連携は、サーバとサーバ間またはサーバとクライアント間での業務データなどのやりとりを、コマンドで実行できるようにする機能です。
業務連携機能を使ってできる処理の概要を以下に示します。
- ファイルを転送する
- ファイルを圧縮/伸長する
- ファイルを操作する
- アプリケーションを起動する
- リモートアクセスを制御する【Windows】
- クライアントの電源投入/切断を制御する

業務連携のコマンドを使うことで、今までJCLやバッチファイルを作成して行っていた以下のような処理も簡素化されます。
- サーバとサーバ間での処理例
- サーバ上で圧縮したデータファイルを他のサーバに転送する。
- 転送先のサーバ上でファイルを伸長した後、アプリケーションを起動する。
- 処理結果を転送元のサーバに送り返して、元のデータを更新する。
- サーバとクライアント間での処理例
- クライアントの電源を投入する。
- サーバ上で圧縮したデータファイルをクライアントに転送する。
- 転送先のクライアント上でファイルを伸長した後、アプリケーションを起動する。
- 処理結果を転送元のサーバに送り返して、元のデータを更新する。
- 処理完了後、クライアントの電源を切断する。
なお、業務連携コマンドをジョブスケジューラに登録して、自動的に処理させるのが、業務連携の基本的な運用形態です。
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