Systemwalker OperationMGR 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000 - |
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プロセス監視機能によって、プロセスの異常が検出された場合の対処方法について説明します。
Systemwalker OperationMGR自身のプロセスで正常に動作していないものがあった場合、アプリケーションログ/システムログに以下のメッセージが出力されます。
【Windows】
MpPmon[xxxx]:yyyyyyy: Systemwalker OperationMGR のプロセス(プロセス名)が正常に動作しているか確認してください。 |
【UNIX】
UX : mppmon [xxxxx] ERROR : yyyyyyy : Systemwalker OperationMGR のプロセス(プロセス名)が正常に動作しているか確認してください。 |
このメッセージが表示された場合は、以下の対処方法にしたがって対処してください。
保守情報の収集
原因特定を確実にするために、保守情報収集ツール/コマンドで資料を採取してください。保守情報収集ツール/コマンドについては、“保守情報を収集する”を参照してください。
プロセス動作状況の確認
プロセス監視機能によって異常が通知された場合、プロセスの稼働状態を確認して、異常が発生したプロセスを特定する必要があります。
Systemwalker OperationMGRのプロセスの稼働状態を確認するには、システム管理者/スーパ・ユーザ権限で、以下のコマンドを実行してください。
プロセス動作状況表示コマンド
【Windows】
Systemwalker OperationMGRインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin\mppviewo.exe |
【UNIX】
/opt/systemwalker/bin/mppviewo |
コマンドの出力結果から、異常プロセスを特定します。コマンドの復帰値や出力結果などについては、“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
異常発生機能の復旧
異常プロセスに関連するプロセスを終了させてから、対象サービス/デーモンを再起動させます。具体的には、Windows版とUNIX版でそれぞれ以下の作業を行います。
【Windows】
関連プロセスの終了
異常プロセスを表の左欄から確認し、右欄に自身以外で関連するプロセスがあれば、Windows標準の[Windows タスクマネージャ]で確認して、“プロセスの終了”で終了させます。
サービスの再起動
異常プロセスのサービス名を表の中央欄より確認して、[コントロールパネル]の[サービス]で“開始”させてください。
異常プロセス名 |
サービス名 |
機能名 |
関連する |
f3crssvr.exe |
Systemwalker ACL Manager |
ACLマネージャ |
|
f3crhcs1.exe |
Systemwalker MpJmCal |
カレンダ |
f3crhcs1.exe |
f3crhxs2.exe |
Systemwalker MpAosfX |
自動運用支援 |
|
f3crhsv2.exe |
Systemwalker MpAosfP |
自動運用支援 |
|
f3crhesv.exe |
Systemwalker MpAosfB |
自動運用支援 |
|
mpjmsrv.exe |
Systemwalker MpJmSrv |
Systemwalker OperationMGR基盤 |
mpjmsrv.exe |
CNSSVENG.exe |
Systemwalker MpNjsosv |
業務連携 |
|
mjssvc.exe |
Systemwalker MpMjes |
ジョブ実行制御 |
mjssvc.exe |
tskmnsrv.exe |
Systemwalker MpJobsch |
ジョブスケジューラ |
|
jpssvc.exe |
Systemwalker MpJpssv |
ジョブ出力制御 |
jpssvc.exe |
【UNIX】
関連プロセスの終了
異常プロセスを表の左欄から確認し、右欄に自身以外で関連するプロセスがあれば、psコマンドで確認後、killコマンドで終了させます。
デーモンの再起動
表の中央欄より対象となる機能名を確認して、起動コマンドを実行します。
異常プロセス名 |
機能名 |
起動コマンド |
関連する |
MpFwsec |
ACLマネージャ |
/opt/systemwalker/bin/rc.mpfwsec start |
|
f3crhcs2 |
カレンダ/電源制御 |
/bin/sh /opt/FJSVjmcal/bin/S99JMCAL |
|
mpjmsrv |
Systemwalker OperationMGR基盤 |
/bin/sh /opt/FJSVJMCMN/etc/rc3.d/S99JMCMN |
mpjmsrv |
mjsdaemon |
ジョブ実行制御 |
/bin/sh /etc/opt/FJSVMJS/etc/rc3.d/S99MJS |
mjsdaemon |
tskmnsrv |
ジョブスケジューラ |
/bin/sh /opt/FJSVJOBSC/etc/rc3.d/S99JOBSCH |
|
プロセス異常原因の確認
問題が発生した原因を確認します。原因が特定できない場合は、調査前に収集した保守情報を富士通技術員へ送付してください。
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