Systemwalker CentricMGR 解説書 - Solaris(TM) Operating Environment - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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サーバ、ネットワーク機器、RMONなどから収集/蓄積されたネットワークの性能情報およびMIB情報を元に、ネットワークの分析/評価を行うことができます。
Linux版Systemwalker CentricMGR使用時の注意
LinuxのSNMPエージェントが、ネットワーク性能監視機能で必要なMIBをサポートしていないため、Linuxを監視することはできません。そのため、Linuxのネットワーク性能情報を、レポーティング機能を使用してグラフ作成することはできません。
サーバやネットワーク機器から収集された性能情報は、運用管理サーバ上で形式化され、目的にあわせて使用できます。形式化された性能情報の利用方法を以下に示します。
収集する項目を表に示します。
トラフィック情報 |
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受信バイト数 送信バイト数 回線使用率 受信パケット数 送信パケット数 破棄パケット率 エラーパケット率 |
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トラフィック情報(RMONの場合) |
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セグメントバイト数 セグメントパケット数 セグメントブロードキャストパケット数 セグメントマルチキャストパケット数 セグメント使用率 セグメントコリジョン発生率 |
注) サーバの性能情報(基本情報のみ)も同様に収集されます。サーバの性能情報については“システムを評価する”を参照してください。
ネットワークの性能の分析は、性能監視で収集した情報を、レポーティング機能によりグラフ表示することで分析ができます。グラフは、収集したネットワークのトラフィック情報をCSVファイルに出力し表示します。出力結果をカスタマイズして、ネットワーク負荷の傾向分析や、週報や月報の作成にも利用できます。
性能監視のCSVファイルへ出力される性能項目の詳細は、“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下は、グラフの表示例です。
Systemwalker PerfMGRとの連携
Systemwalker PerfMGRと連携することにより、蓄積されたネットワークのトラフィック情報を、分析の目的に応じた任意のグラフで表示することができます。Systemwalker PerfMGRの性能データベース(PDB)に格納されたトラフィック情報から、グラフを生成/表示できます。
Systemwalker PerfMGRとについては、Systemwalker PerfMGRのマニュアルを参照してください。
MIB取得機能で取得したMIBログをレポーティング機能でグラフ化することで、任意のMIB情報を分析することができます。
たとえば、以下の分析を行うことができます。
Linux版Systemwalker CentricMGR使用時の注意
LinuxではMIBがサポートされないため、MIBを使用した性能監視はできません。基本項目だけデータ収集できます。
監視対象のMIBを取得し、取得したMIBログをレポーティング機能によりグラフ表示することで、MIB情報を分析することができます。ユーザ要件にマッチする任意のMIB情報や、機器固有の拡張MIBの統計レポートを扱うことができます。したがって、Interstage業務アプリケーションの性能やOracle/SQLサーバの性能情報など、SNMPを使用して収集した情報は、レポーティングすることができます。
収集したMIB情報をCSVファイルに出力し、レポートを出力します。出力結果をカスタマイズすることで、週報や月報を作成できます。
以下は週報の出力例です。
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