Systemwalker CentricMGR 解説書 - Solaris(TM) Operating Environment - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

2.2.1 ネットワークの構成情報を管理する

ネットワークに接続されたシステムやネットワーク機器(ノード)を検出し、ネットワーク構成を一元管理します。収集/一元管理された情報は、ネットワーク構成の把握、資産管理に利用できます。

ネットワークの構成情報は、Systemwalker CentricMGR が導入されていないノードも管理可能です。次のIT資源について、管理できます。

• UNIXサーバ、Linuxサーバ、Windowsサーバ
• Windowsクライアント
• ネットワーク機器

ネットワークの構成情報の管理について概要を、“ネットワーク構成情報の管理”に示します。

[ネットワーク構成情報の管理]

■ノード自動検出

ネットワークに接続されたノードを検出し、監視マップ/リストを自動的に作成します。運用途中にノードがネットワークに接続/削除された場合、自動的にノードを検出し、監視マップ/リストに反映します。

◆収集する情報

複数のサブネットに接続されたノードを検出することができます。自動検出されたノードは、IPアドレスやノード名(ホスト名)などの情報を構成情報として一括管理します。

SNMPエージェントが起動しているノードに対しては、さらに詳細な情報(MACアドレス、OSやメーカ名)を収集できます。

■ネットワーク構成情報の活用

自動検出されたノードは、IPアドレスやノード名などの構成情報を運用管理サーバ上で一括管理します。構成情報は、IPアドレスやノード名を指定して、ノードを検索することができるので、ノードがどこのネットワークに所属しているかひと目で分かります。また、収集した構成情報をCSV形式に出力し、Excelなどのソフトウェアで活用することができます。