Systemwalker CentricMGR 解説書 - Solaris(TM) Operating Environment - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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Systemwalker CentricMGRで提供するライフサイクルマネージメントの機能とその特徴について説明します。
フレームワーク(構成管理)は、ライフサイクル管理の機能間での情報共有とシームレスな機能連携などを行います。運用管理の基盤となる機能です。ネットワーク、ハードウェア、OS、アプリケーションなど情報システム全体の構成情報を収集し一元管理することができます。
IT資源ごとに収集された各種情報は、一目で把握することができる統合コンソールに表示されます。また、これらの情報は、業務を構成する要素として関係付けて、業務の視点で管理することもできます。
これにより、大規模で複雑なシステムやインターネットを利用したシステムにおいても、稼働状況を的確に把握し、トラブルの早期発見/対処ができます。
インターネットビジネスで使用するアプリケーションやデータなどの資源を一元管理し、対象のサーバやクライアントにオンラインで配付することができます。資源は、業務構成に関係付けて管理します。
これにより、業務資源を効率よく整備でき、配付ミスの防止と配付負荷の削減を実現します。
ネットワーク、システム、アプリケーションの稼働状況、障害状況、性能状況を集中的に監視できます。ネットワーク、システム、アプリケーションの稼働状況や障害の発生を、業務構成に基づいて監視できます。
これにより、障害の発生箇所や原因の特定、障害の影響範囲の把握が容易にでき、迅速な対応が可能となります。
運用中にネットワークやシステム、業務で発生するさまざまな障害の復旧作業を効率的に行うことができます。
トラブルが発生したサーバやクライアントを管理者のコンソールからリモートで操作することができます。これにより、復旧作業や調査のために現地に行かなくても自席からトラブルを解決できます。
リモート電源操作、調査や定型化したリカバリ操作も管理者のコンソールから可能です。さらに、これらの作業を、自動化することも可能です。
また、発生したトラブル(ハードウェア/ソフトウェア障害、運用ミス、操作ミス)の情報やそれに対する対処方法をデータベースに登録しておくことで、トラブル発生時にその情報を参照して対処することができます。
収集したメッセージやログ情報、障害情報を統合フレームワーク上で管理し、IT資源の稼働状況やサービスレベルを評価するために利用できます。
収集/管理された情報は、管理コンソールで、グラフや表などに表示し、レポートすることで分析/評価が容易になります。これらの情報に基づき、サーバやネットワークの運用指針を再編することができます。また、トラブルの発生傾向を分析し、潜在的な問題点を発見できます。
ハードウェアやソフトウェアの構成情報やソフトウェアの使用状況もレポートできますので、各IT資源の利用実態の把握、未使用ライセンスの削減、および使用ソフトウェアの標準化を行えるようになります。
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