Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000 -
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上へ第1章 共通コマンド

1.3 jmmode 実行継続モード切り替えコマンド

■記述形式

jmmode {continue|cancel|check} [-func {JOB|WRT}]
[-sys {all|サブシステム番号}](注)

注)“[-sys { all | サブシステム番号}]”はSystemwalker OperationMGR EEのオペランドです。

■機能説明

以下に示す2つの高信頼機能に対して、必要に応じてそれぞれ有効にするかどうかを定義します。

■オペランド

◆{continue|cancel|check}

高信頼機能を有効にするかどうかを選択します。

continue

-funcオペランドで指定された高信頼機能を有効にします。-funcオペランドが省略されている場合は、すべての高信頼機能を有効にします。

cancel

-funcオペランドで指定された高信頼機能を無効にします。-funcオペランドが省略されている場合は、すべての高信頼機能を無効にします。

check

現在の高信頼機能の状態を表示します。本オペランドを指定した場合、他のオペランドの指定はすべて無視され、状態表示のみが行われます。

◆-func {JOB|WRT}

どの高信頼機能を有効または無効にするかを指定します。有効/無効の指定は、continueまたはcancelオペランドで行います。本オペランドを省略した場合、すべての高信頼機能が有効または無効となります。

JOB

ネットワークジョブの実行継続を指定します。

continueオペランドで有効が指定されていた場合は、スケジュールサーバのシステムダウン時にネットワークジョブの実行を継続します。

cancelオペランドで無効が指定されていた場合は、スケジュールサーバのシステムダウン時にネットワークジョブを強制終了します。

WRT

スケジュール情報ファイルの二重化を指定します。

continueオペランドで有効が指定されていた場合は、スケジュール情報ファイルを二重化し、スケジュール情報ファイルをオリジナルファイルおよびバックアップファイルに書き込みます。

cancelオペランドで無効が指定されていた場合は、スケジュール情報ファイルのバックアップファイルへの書き込みは行われません。ただし、以下の場合には、無効が指定されてもバックアップファイルへの書き込みは行われます。

[EE]
◆-sys {all|サブシステム番号}

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオペランドです。
なお、このオペランドを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

all

すべてのサブシステムを操作対象とします。

サブシステム番

操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。

■表示例

checkオペランドを指定した場合の表示例を示します。有効な場合はon、無効な場合はoffと表示されます。

JOB on
WRT off

[EE]

EE版の場合の表示例を以下に示します。

SYS 0
JOB on
WRT off

SYS 1
JOB off
WRT off


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