Systemwalker CentricMGR 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R)2000 - |
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メータリング機能とは、クライアントのIT資産(PCのソフトウェア)の使用状況をデータとして収集し、分析/評価を行うことで、IT資産の有効活用を図ることを目的とした機能です。
メータリンク機能を使用することによって、以下が可能です。
以下は、メータリング機能により収集したデータを、表およびグラフに表示した例です。
メータリング機能の収集対象ソフトウェアは、対話型アプリケーションだけです。
Systemwalker CentricMGRが提供するメータリング機能には、以下の特長があります。
収集したメータリングデータをインベントリ情報と連携させて、レポート作成することができます。たとえば、PCのOS種別やCPU種別ごとのアプリケーションの使用状況をレポートすることができます。また、ある部門管理サーバ配下のクライアントにおけるアプリケーションの使用状況を、レポートすることができます。
メータリングが標準で提供する各種雛形レポートを利用して、レポートを作成することができます。さらに、OCMMおよびデータ抽出コマンドを活用することで、各種雛形レポートをカスタマイズし、ユーザ独自のレポートを作成することができます。
クライアントでは、必要最低限のモジュールだけが常駐するため、システムリソースを圧迫しません。収集されたメータリングデータのデータ転送は、データ圧縮、間欠転送などにより、ネットワークのトラフィック、および、負荷を低減する形で行うことができます。
運用管理サーバに集約されたメータリングデータは、ある一定の期間で、自動的に圧縮/アーカイブされて保存されるため、ディスク資源量を節約することができます。
メータリングでの情報の収集対象を以下に示します。
収集する情報の種類 |
部門管理/業務サーバ |
クライアント |
ネットワーク機器 |
||
Windows |
UNIX |
Linux |
|||
メータリング情報 |
○*1 |
× |
× |
○*1 |
− |
○:監視可能
×:情報の収集は不可
−:対象外
*1 対話型アプリケーションについてだけ収集可能
標準では、実行されているアプリケーションについて、稼働時間や使用時間、使用端末数などをレポートとして出力することができます。レポートは、指定アプリケーションだけについて出力することも、全アプリケーションについて出力することもできます。
詳細については、“Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
クライアントで実行されたアプリケーションの実行履歴を確認できるので、トラブル発生時に補助資料として利用できます。メータリング情報の詳細については、“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
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