Systemwalker CentricMGR 導入支援ガイド - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第2章 作業手順と環境設定
上へ2.2 環境設定

2.2.1 Web環境の設定

導入支援の画面を運用管理クライアントから使用するため、運用管理サーバ上にWWWサーバをインストールします。さらにWeb連携の環境定義が必要になります。Web連携の環境定義は、“Systemwalker CentricMGR導入手引書”を参照してください。

Web連携の環境定義後、以下の設定を行ってください。

WWWサーバのmimeタイプ設定ファイルに種別を追

クライアントプログラムをWWWブラウザでダウンロードする場合には、WWWサーバに以下の定義が必要です。この定義が行われていない場合、WWWブラウザ上からファイルを保存するときに、正しくexeプログラムおよびiniファイルとしてダウンロードされない場合があります。

WWWサーバのmimeタイプ設定ファイルに以下の種別を追加してください。

application/octet-stream exe
text/plain ini

既に、“application/octet-stream”に“exe”以外の設定がされていた場合、または“text/plain”に“ini”以外の設定がされていた場合には、既存の定義の後に“exe”、または“ini”を追加してください。

また、WWWサーバによってはインストール後、デフォルトの状態で“exe”が設定されている場合がありますが、その場合“exe”の設定は不要です。

[例:既にbinが設定されていた場合]

application/octet-stream bin exe

[例:既にtxtが設定されていた場合]

text/plain txt ini

使用しているWWWサーバにより、編集対象となるファイル名が異なりますので、各WWWサーバのmimeタイプ設定ファイルに定義してください。

■WWWサーバがIIS5.0以上の場

プログラム登録、Webインストール環境設定を実行したWWWサーバがIIS5.0以上の場合、以下の設定を行ってください。

  1. [インターネットサービスマネージャ]を起動します。
  2. ツリーから[既存のWEBサイト]の中に以下の項目名で存在する項目すべてに対して操作をします。
  3. 項目を選択し[操作]メニューの[プロパティ]を実行します。
  4. [仮想ディレクトリ]タブを選択します。
  5. [アプリケーションの設定]の[作成]ボタンを押すと[構成]ボタンが有効になるので、[構成]ボタンを実行します。
  6. [アプリケーションのマッピング]タブで、[拡張子]のリストの“.asp”を選択して、[削除]ボタンを実行します。確認画面では[はい]を選択します。
  7. [OK]ボタンを実行して終了させます。

WWWサーバのCGI実行の許可設

運用管理サーバ上で、rootユーザになり、次のコマンドを実行します。

/opt/FJSVfist/tool/sschgattr.sh CGI実行ユーザ名

CGI実行ユーザ名

Webサーバに指定したCGI実行ユーザアカウント名を指定します。

 

本コマンドにより、次のファイルの所有者やファイルの属性変更が行われます。そのため、必ずrootユーザになってからコマンドを実行してください。CGIの実行アカウントが変更された場合には、必ず本コマンドを実行する必要があります。

対象

変更内容

/etc/opt/FJSVfist
/var/opt/FJSVfist
/opt/FJSVfist/domain
/opt/FJSVfist/register
/opt/FJSVfist/setup

所有者・グループの変更

/opt/FJSVfist/bin/ssexecautodisc
/opt/FJSVfist/bin/ssexecautodiscstop
/opt/FJSVfist/bin/ssexecdrmsconf

suidビットの付加


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