Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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まえがき

■本書の目的

本書は、Windows版 Systemwalker Operation Manager V12.0L10およびUNIX版 Systemwalker Operation Manager 12.0の使用方法について説明しています。

■本書の読者

本書は、Systemwalker Operation Managerを使用して、業務をスケジュール、操作、監視、管理する方を対象としています。

本書を読む場合、OSやGUIの一般的な操作方法をご理解の上でお読みください。

■本書の構成

本書は、1章〜13章および付録からなり、以下の構成となっています。

起動・終了

Systemwalker Operation Managerを起動する方法および終了する方法を説明しています。

カレンダを設定する

電源を制御したり、業務をスケジュールしたりするために必要な、カレンダの設定方法を説明しています。

サーバの電源の投入/切断をスケジュールする

自動的にサーバの電源を投入、切断する方法を説明しています。

ジョブをスケジュールする

ジョブネットにジョブを登録し、スケジュールする方法を説明しています。

デマンドジョブを登録/投入する

ジョブをスケジュールしないで投入する方法、よく投入するジョブを登録しておく方法を説明しています。

ジョブを監視する

ジョブを監視する方法について説明しています。

ジョブを操作する

ジョブネットやジョブを操作する方法について説明しています。

ジョブの履歴を参照する

ジョブの履歴を参照する方法について説明しています。

ジョブスケジューラ情報を印刷する

ガントチャート、グループやジョブネットの監視図/一覧およびジョブネットやジョブの履歴を印刷する方法を説明しています。

サービス/アプリケーションをスケジュールする

サービスや、アプリケーションをスケジュールによって自動的に起動させる方法について説明しています。

イベント監視・アクション管理をする【Windows】

イベントを監視して、アクションを自動的に実行する方法、アクションを操作する方法について説明しています。

運用に合わせて変更する

Systemwalker Operation Managerを、運用に合わせてより便利に利用するために変更する方法を説明しています。

スケジュールされた業務の状態と動作

スケジュールされたジョブ、ジョブネットおよびグループの状態と、どのように動作するかについて説明しています。

ウィンドウ構成

Systemwalker Operation Managerのウィンドウ構成を記載しています。

留意事項

Systemwalker Operation Managerを運用する上で注意していただきたいことを説明しています。

■本書の読み方

本書は、操作の目的に応じて各章をお読みください。付録は、必要に応じてお読みください。ただし“留意事項”は、Systemwalker Operation Managerを運用する上での注意が記載されていますので、あらかじめ、ご一読されることをお薦めします。

■マニュアル体系

Systemwalker Operation Managerのマニュアルには、以下のものがあります。必要に応じて、それぞれのマニュアルをお読みください。

Systemwalkerのホームページ

Systemwalkerのホームページでは、最新のSystemwalker Operation Managerのマニュアルを公開しています。クラスタ運用や移行方法など、特殊な運用方法やマニュアルの補足情報も公開しています。以下のURLからご参照ください。

http://systemwalker.fujitsu.com/jp/man/

製品添付オンラインマニュアル

以下のマニュアルは、製品CD-ROMにHTML形式で格納されています。インストールするか、CD-ROMから直接参照する、またはディスクにコピーしてご参照ください。

製品添付オンラインヘルプ

以下のマニュアルは、製品CD-ROMに格納されています。インストールしてご参照ください。

読者の作業と対象マニュアル

読者の作業と、対象マニュアルは以下のとおりです。

読者の作業

対象マニュアル

− 基本用語を知る
− 機能の概要を知る
− 必要ソフトウェア、ハードウェアを知る
− 運用イメージを知る
− バージョンの組合せを確認する
− 制限値を確認する

解説書

− インストール方法を知る
− 動作環境の設定方法を知る
− 動作環境バックアップ方法を知る
− 保守情報の収集方法を知る
− 動作環境のファイル構成を知る

導入手引書

− Systemwalker Operation Managerの使用方法を知る
− ウィンドウ体系を知る
− 運用上の留意事項を知る

使用手引書

− コマンド、JCL、Systemwalkerスクリプトの文法を知る
− API情報、出口情報を利用する
− 情報ファイルの出力形式を知る
− ジョブの終了コードを知る

リファレンス
マニュアル

− メッセージの意味と対処方法を知る

メッセージ説明書

− スケジュール分散機能の概要を知る
− スケジュール分散機能の導入方法を知る
− スケジュール分散機能の運用方法やコマンドの文法を知る
− スケジュール分散機能のバージョンの組合せ、制限値を確認する

スケジュール
分散機能説明書

− Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Editionの機能概要を知る
− Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Editionの動作環境の設定方法を知る
− Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Editionの操作方法やコマンドの文法を知る

Global Enterprise Edition 説明書

− 旧製品からの移行方法を知る
− バージョンアップ時の注意事項を知る
− 非互換項目を知る

バージョンアップガイド

− トラブルの原因を知り、対処する

トラブルシューティングガイド

− ウィンドウの指定項目を知る

オンライン
ヘルプ

− クラスタシステムでSystemwalker Operation Managerを運用する

Systemwalkerの
ホームページ

■関連マニュアル

本書を読むにあたり、下記のマニュアルも併せて参照してください。

Systemwalker Centric Managerと連携する場合には、Systemwalker Centric Managerの関連マニュアルも併せて参照してください。

電源制御を利用する場合は、下記製品の関連マニュアルを参照してください。

他の製品と連携する場合は、下記製品の関連マニュアルも併せて参照してください。

バックアップ連携を利用する場合には、下記のマニュアルも併せて参照してください。

■本書のコメント

◆略語表記について

◆本書の表記について

◆Systemwalker Operation Manager Enterprise Editionの記事について

本書では、標準仕様である“Systemwalker Operation Manager Standard Edition”の記事と区別するため、“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition”の固有記事に対して“EE”という記号をタイトルまたは本文に付けています。“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition”の固有記事の範囲は、タイトルまたは本文に付いた場合で以下のように異なります。

タイトルに付いている場合

章/節/項などのタイトルに付いている場合、タイトルの説明部分全体が、“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition”の固有記事であることを示します。この場合、タイトルに対して、オンラインマニュアルの場合は色が付き、Systemwalkerのホームページで提供するマニュアルの場合は[EE]の記号が付きます。

本文に付いている場合

“Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition”の固有記事である本文に付いている場合、対象記事全体に対して、オンラインマニュアルの場合は色が付き、Systemwalkerのホームページで提供するマニュアルの場合は[EE→][←EE]の記号で囲まれます。

本書では“Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition”については記載していません。“Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition”については“Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition 説明書”を参照してください。

◆Windows版とUNIX版の固有記事について

本書は、Windows版、UNIX版共通に記事を掲載しています。Windows版のみの記事、UNIX版のみの記事は、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。

タイトル【Windows】
タイトル、小見出しの説明部分全体が、Windows版固有の記事です。
タイトル【UNIX】
タイトル、小見出しの説明部分全体が、UNIX版固有の記事です。

本文中でWindows版とUNIX版の記載が分かれる場合は、“Windows版の場合は〜”“UNIX版の場合は〜”のように場合分けして説明しています。

◆コマンド/JCLで使う記号について

コマンド、JCLの例で使用している記号について以下に説明します。

記述例

[PARA={a|b|c}…]        


記号の意味

記号

意 味

[ ]

この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。
ただし、“Systemwalkerスリプト”の説明箇所では、“[ ]”はスクリプト文法上特別な意味をもつため代わりに“【 】”を使用しています。

{ }

この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。

_

省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目であることを示します。

この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。

この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。

◆商標について

Microsoft、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。

Sun、Sun Microsystems、Sunロゴ、Solaris およびすべてのSolarisに関連する商標及びロゴ、JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標であり、同社のライセンスを受けて使用しています。

HP-UXは、Hewlett-Packard Development Companyの商標です。

AIX、ViaVoiceは、IBM Corp.の商標です。

Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Red HatおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

BrightStor(R)、ARCserve(R)、ARCserveIT(TM)は、Computer Associates International, Inc.またはその関連会社の登録商標です。

PowerChuteおよびAPCは、AMERICAN POWER CONVERSION社の登録商標です。

R/3およびSAPは、SAP AGの登録商標です。

ORACLEは、米国Oracle Corporationの登録商標です。

Tcl/Tkは、カリフォルニア大学、Sun Microsystems,Inc.、Scriptics社他が作成したフリーソフトです。

LaLaVoice は、株式会社東芝の商標です。

NEC、SmartVoiceは、日本電気株式会社の商標または登録商標です。

UXP、Systemwalker、Interstage、GLOVIAは、富士通株式会社の登録商標です。

その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

◆出荷時期について

本書に記載されている以下のSystemwalker Operation Manager製品については、本書の出版時には未出荷です。本書の記載内容は、製品の出荷時に有効となります。出荷時期にご注意ください。

Systemwalker Operation Manager

Windows版 V12.0L10

Linux版 V12.0L10

HP版 12.0

AIX版 12.0

 

 

平成16年12月

平成16年12月 初版

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