Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 イベントビューアまたはSYSLOGに出力されるメッセージ

2.7 MpJmCalで始まるメッセージ

本節では、MpJmCalで始まるメッセージについて説明します。

MpJmCalで始まるメッセージは、カレンダ機能が出力するメッセージです。

[UNIX]MpJmCal: INFO: 0001: MpJmCal started.

【メッセージの意味】

カレンダ機能が開始しました。

[UNIX]MpJmCal: INFO: 0002: MpJmCal stopped.

【メッセージの意味】

カレンダ機能が終了しました。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0003: Insufficient memory.(ret = RRRR , detail = DDDD , FFFF)

【メッセージの意味】

メモリが不足したため、メモリ獲得ができませんでした。

【パラメタの意味】

RRRR: 関数の戻り値

DDDD: エラー詳細(OSが設定するエラーNo(errno))

FFFF: 関数名、ラベル等

【システムの処理】

処理を終了します。

【システム管理者の処置】

以下の方法などで、使用できるメモリを増やします。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0004: Failure in file operation.(ret = RRRR , detail = DDDD , FFFF)

【メッセージの意味】

ファイルのアクセス処理でエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

RRRR: 関数の戻り値

DDDD: エラー詳細(OSが設定するエラーNo(errno))

FFFF: 関数名、ラベル等

【システムの処理】

継続可能なエラーの場合、処理を継続します。継続不可能なエラーの場合、処理を終了します。

【システム管理者の処置】

ハードディスクの空き容量があるか確認します。ハードディスクに異常がないか確認します。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0005: MpJmCal(ret = RRRR , detail = DDDD , MMMM)

【メッセージの意味】

カレンダデーモンの情報が出力されます。

【パラメタの意味】

RRRR: 関数の戻り値

DDDD: エラーの詳細(OSが設定するエラーNo(errno))

MMMM: エラーが発生した関数名またはカレンダデーモンのメッセージ

【システムの処理】

継続可能なエラーの場合、処理を継続します。継続不可能なエラーの場合、処理を終了します。

【システム管理者の処置】

エラーの内容に応じた処理を実施します。原因が不明な場合は、保守情報収集ツールで“電源制御_カレンダ”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0006: Internal error occurs.(ret = RRRR , detail = DDDD , FFFF)

【メッセージの意味】

カレンダデーモンで内部エラーが発生しました。

【パラメタの意味】

RRRR: 関数の戻り値

DDDD: エラー詳細(OSが設定するエラーNo(errno))

FFFF: 関数名、ラベル等

【システムの処理】

継続可能なエラーの場合、処理を継続します。継続不可能なエラーの場合、処理を終了します。

【システム管理者の処置】

エラーの内容に応じた処理を実施します。原因が不明な場合は、保守情報収集ツールで“電源制御_カレンダ”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。

[UNIX]MpJmCal: ERROR: 0007: FFFF() MMMM (DDDD)\n

【メッセージの意味】

システム関数でエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

FFFF: 関数名

MMMM: エラーメッセージ

DDDD: エラー詳細コード(errno)

【システムの処理】

継続可能なエラーの場合、処理を継続します。継続不可能なエラーの場合、処理を終了します。

【システム管理者の処置】

エラーの内容に応じた処理を実施します。原因が不明な場合は、保守情報収集ツールで“電源制御_カレンダ”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。

なお、以下のメッセージが出力された場合は、カレンダ機能が使用するポート9368/tcpがほかのアプリケーションにより使用中のため、カレンダ機能を使用できません。ほかのアプリケーションの使用ポートを見直して、システムを再起動してください。

FFFF:main SSock

MMMM:Address already in use

DDDD:125

[Windows]MpJmCal: 警告: 1: トレースファイルのOpenに失敗しました.(XXXX)

【メッセージの意味】

共通トレースのOPENが正しく処理されませんでした。

【パラメタの意味】

XXXX: エラー情報

【システムの処理】

システムは処理を継続します。トレースの採取は行いません。

【システム管理者の処置】

共通トレース環境を確認してください。環境を正しくした後、トレースの採取を行いたい場合は、サービスの再起動を行います。APIの場合は、再度実行します。

[Windows]MpJmCal: 警告: 3: トレース出力に失敗しました.(XXXX)

【メッセージの意味】

共通トレースの出力が正しく処理されませんでした

【パラメタの意味】

XXXX: “SRV”の場合カレンダ機能サーバ、“API”の場合カレンダAPIでエラーが発生したことを示す

【システムの処理】

システムは処理を継続します。トレースの採取は行いません。

【システム管理者の処置】

共通トレース環境を確認してください。環境を正しくした後、トレースの採取を行いたい場合は、サービスの再起動を行います。APIの場合は、再度実行します。

[Windows]MpJmCal: 情報: 4: Systemwalker MpJmCalサービスが開始しました.

【メッセージの意味】

カレンダ機能サービスが開始しました。

[Windows]MpJmCal: 情報: 5: Systemwalker MpJmCalサービスが終了しました.

【メッセージの意味】

カレンダ機能サービスが終了しました。

[Windows]MpJmCal: エラー: 6: メモリ不足が発生しました.(XXXX)

【メッセージの意味】

メモリが不足したため、メモリ獲得ができませんでした。

【パラメタの意味】

XXXX: 獲得領域名

【システム管理者の処置】

以下の方法などで、使用できるメモリを増やします。

[Windows]MpJmCal: エラー: 7: ファイル操作に失敗しました.(XXXX)

【メッセージの意味】

ファイルのアクセス処理でエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

XXXX: 対象ファイル名

【システムの処理】

継続可能なエラーの場合、処理を継続します。継続不可能なエラーの場合、処理を終了します。

【システム管理者の処置】

ハードディスクの空き容量があるか確認します。ハードディスクに異常がないか確認します。


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