Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 イベントビューアまたはSYSLOGに出力されるメッセージ

2.1 ACL Managerで始まるメッセージ

本節では、ACL Managerで始まるメッセージについて説明します。

ACL Managerで始まるメッセージは、アクセス権設定が出力するメッセージです。

[Windows]ACL Manager: 情報: 1: Systemwalker ACL Manager 起動しました.

【メッセージの意味】

ACLマネージャが起動されました。

[Windows]ACL Manager: 情報: 2: Systemwalker ACL Manager 終了しました.

【メッセージの意味】

ACLマネージャは停止しました。

[Windows]ACL Manager: エラー: 3: Systemwalker ACL Manager 異常終了しました. %1(%2)

【メッセージの意味】

ACLマネージャは異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: 異常発生箇所

%2: 詳細コード

【システムの処理】

サービスは終了します。

【システム管理者の処置】

システムを再起動してください。

システムを再起動しても、本メッセージが出力される場合は、資料を採取し、技術員に連絡してください。

資料採取方法:
保守情報収集ツールで、“フレームワーク”および“セキュリティ”をチェックして採取します。

[Windows]ACL Manager: 警告: 6: 監査ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。(ファイル名:%1)

【メッセージの意味】

監査ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。

【パラメタの意味】

%1: いっぱいになった監査ログファイル名

【システム管理者の処置】

いっぱいになった監査ログファイルをバックアップしてください。

[Windows]ACL Manager: 警告: 7: 監査操作ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。(ファイル名:%1)

【メッセージの意味】

監査操作ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。

【パラメタの意味】

%1: いっぱいになった監査操作ログファイル名

【システム管理者の処置】

いっぱいになった監査操作ログファイルをバックアップしてください。

[Windows]ACL Manager: 警告: 8: 監査記録が生成できませんでした。(%1)

【メッセージの意味】

監査記録が生成できませんでした。

【パラメタの意味】

%1: 監査記録の生成に失敗した原因詳細

【システム管理者の処置】

mplstauditコマンドを使用して、監査環境が正しく設定されているか確認します。

[Windows]ACL Manager: 警告: 9: リストア(移行)できなかったアクセス権情報があります。詳細は、%1を参照してください。

【メッセージの意味】

リストア(移行)できなかったアクセス権情報があります。

【パラメタの意味】

%1: リストア(移行)でのエラー原因詳細を記録したファイル名

【システム管理者の処置】

ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから再度リストア(移行)してください。

[Windows]ACL Manager: 警告: 10: コンピュータまたはドメイン名の変更にともなう内部データの変換処理ができませんでした。(%1:%2)

【メッセージの意味】

コンピュータまたはドメイン名が変更されましたが、内部データは変換されませんでした。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

%2: 詳細コード

【システム管理者の処置】

Administratorsグループに所属するユーザで、以下の操作を実行してください。

  1. mkbat -j -f任意のバッチファイル名を実行する
  2. 1.で生成したバッチファイルを実行する

[Windows]ACL Manager: 警告: 15: 退避できなかったアクセス権情報があります。詳細は、%1を参照してください。

【メッセージの意味】

退避できなかったアクセス権情報があります。

本メッセージはクラスタ運用環境でのみ発生します。

【パラメタの意味】

%1: 退避でのエラー原因詳細を記録したファイル名

【システム管理者の処置】

ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから、手動でアクセス権情報を退避してください。手動で退避するにはmpcssaveコマンドを実行します。mpcssaveコマンドの使用方法については“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


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